「ふわぁ〜」
さっき少し寝たにもかかわらず名無しはまだ眠たい様子。
「寝むいなら寝た方が良いよ。体調不良は睡眠で治すってドニーが言ってたよ！なのにドニーはいつも寝不足だけどね」
「いつも徹夜してるからでしょ？」
「本当に色々知ってるんだね」
ミケランジェロは全てを見透かされてるように感じて驚いた。
「一部だけだよ、これから皆んなと過ごして色々知りたいな」

そう言って名無しは目をゆっくり閉じて寝息を立てた。
寝たのを確認したらミケランジェロが名無しの頭を撫でる。

「名無しは天使なの？最初見た時羽を無くした天使に見えたんだ。
それに僕達を見ても怖がらなかったし、むしろ喜んでくれて嬉しかった。
絶対僕達が名無しを守るからね。」

そう言いながらミケランジェロは布団の中に入って一緒に寝た。