これから名無しはどうなるのか、どうするかという問題に当たっていた。いつ戻れるかわからない。だからといって安易に外に出すのも危険。
スプリンターは少し考えて口を開いた。
「名無し、君が本当に夢を通じてこの世界に来たのなら元の世界に戻れるまで此処で過ごすのはどうかな？居心地悪いと思うかもしれないが...安全の為昼間の外出は避けて、どうしても外に出たいなら夜に誰かと一緒に気晴らし程度散歩をするのはどうだろうか？」
名無しをタートルズが住む下水道に保護するとスプリンターは提案した。レオナルド、ミケランジェロ、ドナテロも賛成する。
名無しも...
「私も今この状況に驚いていて1人で外に出る勇気がありません、今後も1人では過ごせないと思います。皆さんが宜しければどうか宜しくお願いします」
スプリンターは肩を叩いてくれて、亀3人はよろしく！と大はしゃぎした。


名無しはこれから大きなネズミと大きな亀達と一緒に過ごす事になった。正確には保護。
いつ、どのようにして元の世界に戻れるのかはわからない。そして初めての下水道暮らし。
タートルズとの忙しくて楽しい毎日を過ごす事になったのであった。