14話 ガイズとハロウィン
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18時50分。
ガイズと名無しはカナルストリート、ハロウィンパレードの開始地点に居た。
「あと10分で開始だね〜」
心踊るミケランジェロ。
「それじゃぁ計画通り皆んな合流地点に移動!
そして交代したら速やかにホームに戻る事!」
ミケランジェロの隣ではドナテロが最後にもう一度説明していた。
ガイズがそれぞれ合流地点に移動を始め姿が見えなくなると、ミケランジェロは名無しの手を取ってお互いの指と指を絡めた。所謂カップル繋ぎだ。
「マイキー!?」
「良いじゃん!2人だけで歩くデートなんだから」
ミケランジェロはこういう所が要領良い。
初めて会った時も口周りの傷を見せてキスをしようと近づいて来たり、ミケランジェロの要望でビーチに行った時はプレゼントを用意していた。
プレゼントでくれたあの石...予め用意してくれてたのかな...?
だとしたら、マイキー...
ミケランジェロと繋いでいる名無しの手に少し力が入った。
「ん?名無し?」
「ぁっ!ごめんマイキー
強く握っちゃった...」
痛かったよね?と謝っていたらミケランジェロのとびきりの笑顔。
「名無し!行こう!!!」
名無しの握る力で痛くなるはずが無い。
パレードが始まり周りの人が歩き始めると、ミケランジェロは突然手を引っ張って歩き始めた。
周りは建物の外壁も歩く人やパレードを見学する人、ハロウィンの仮装をしていてとてもリアルだ。
人が多くて歩くのに少々手間取ってしまうがミケランジェロがリードしてくれるので少しは歩きやすい。
その為に手を繋いだのか、触れたい欲の下心かは不明。
そんなミケランジェロは周りに感動しながら楽しそうに笑っている。
あの装飾が凄い、あの人の仮装が本物みたいとまるで小さな子供みたい。
「君は?」
突然声を掛けられ振り向く。
するとまるで人と機械が合わさったような仮装をした人が立っていた。
「もしかして!」
ミケランジェロが以前会った事のあるような親しげな喋り方で接し始めた。
「去年のパレードで黄色の車と人に仮装してた!」
「そうだよ!久しぶりだね!」
もしかして映画の本編でトランスフォーマーのバンブルビーに仮装してマイキーに挨拶してたあのシーンの人!?
「今年はあの黄色のじゃないんだね」
「そう!今年はもっと格好良いのになりたかったんだ!」
格好良いのってその仮装はオプティマスプライムじゃないか!
あのシーンは監督さんが別の作品でトランスフォーマーも作ってたからコラボでバンブルビー出してたけど、ここはその世界の一線だから今年は別なキャラに仮装して来たって訳なんだね...!
変に心の中で通訳してしまう名無し。
ミケランジェロとオプティマスプライムに仮装した男の人が楽しく話していると、オプティマスプライムの男が2人の話を静かに聞いているかの様に立っていた名無しに気付いた。
「こちらは...?ガールフレンド?」
「ガ!!ガールフレンドだよ!僕のガールフレンド!」
突然の事に挙動不審になりながらも彼女だと言い切るミケランジェロにオプティマスの男はフフッと笑った。そしてミケランジェロの耳元で小さく、手放すなよと言うと肩を叩いた。
「それじゃぁ俺はもう行くから、お二人さんはゆっくりと楽しんで」
オプティマスプライムの男はそう言うと身体を小さく縮むように屈んで背負っていた衣装を自分に包んだ。
今年はトランスフォーマーのオプティマスプライム。そのキャラクターが車になった姿に男も見事に再現して、キュイーンと緩やかに進んで行った。
「本当に凄いね!作るのに時間掛かったんだろうなぁ」
「ね!僕もあういうの憧れる!!
それじゃぁ行こっか」
「うん!」
差し伸ばされたミケランジェロの手を握って2人はまた歩き出した。
ガイズと名無しはカナルストリート、ハロウィンパレードの開始地点に居た。
「あと10分で開始だね〜」
心踊るミケランジェロ。
「それじゃぁ計画通り皆んな合流地点に移動!
そして交代したら速やかにホームに戻る事!」
ミケランジェロの隣ではドナテロが最後にもう一度説明していた。
ガイズがそれぞれ合流地点に移動を始め姿が見えなくなると、ミケランジェロは名無しの手を取ってお互いの指と指を絡めた。所謂カップル繋ぎだ。
「マイキー!?」
「良いじゃん!2人だけで歩くデートなんだから」
ミケランジェロはこういう所が要領良い。
初めて会った時も口周りの傷を見せてキスをしようと近づいて来たり、ミケランジェロの要望でビーチに行った時はプレゼントを用意していた。
プレゼントでくれたあの石...予め用意してくれてたのかな...?
だとしたら、マイキー...
ミケランジェロと繋いでいる名無しの手に少し力が入った。
「ん?名無し?」
「ぁっ!ごめんマイキー
強く握っちゃった...」
痛かったよね?と謝っていたらミケランジェロのとびきりの笑顔。
「名無し!行こう!!!」
名無しの握る力で痛くなるはずが無い。
パレードが始まり周りの人が歩き始めると、ミケランジェロは突然手を引っ張って歩き始めた。
周りは建物の外壁も歩く人やパレードを見学する人、ハロウィンの仮装をしていてとてもリアルだ。
人が多くて歩くのに少々手間取ってしまうがミケランジェロがリードしてくれるので少しは歩きやすい。
その為に手を繋いだのか、触れたい欲の下心かは不明。
そんなミケランジェロは周りに感動しながら楽しそうに笑っている。
あの装飾が凄い、あの人の仮装が本物みたいとまるで小さな子供みたい。
「君は?」
突然声を掛けられ振り向く。
するとまるで人と機械が合わさったような仮装をした人が立っていた。
「もしかして!」
ミケランジェロが以前会った事のあるような親しげな喋り方で接し始めた。
「去年のパレードで黄色の車と人に仮装してた!」
「そうだよ!久しぶりだね!」
もしかして映画の本編でトランスフォーマーのバンブルビーに仮装してマイキーに挨拶してたあのシーンの人!?
「今年はあの黄色のじゃないんだね」
「そう!今年はもっと格好良いのになりたかったんだ!」
格好良いのってその仮装はオプティマスプライムじゃないか!
あのシーンは監督さんが別の作品でトランスフォーマーも作ってたからコラボでバンブルビー出してたけど、ここはその世界の一線だから今年は別なキャラに仮装して来たって訳なんだね...!
変に心の中で通訳してしまう名無し。
ミケランジェロとオプティマスプライムに仮装した男の人が楽しく話していると、オプティマスプライムの男が2人の話を静かに聞いているかの様に立っていた名無しに気付いた。
「こちらは...?ガールフレンド?」
「ガ!!ガールフレンドだよ!僕のガールフレンド!」
突然の事に挙動不審になりながらも彼女だと言い切るミケランジェロにオプティマスの男はフフッと笑った。そしてミケランジェロの耳元で小さく、手放すなよと言うと肩を叩いた。
「それじゃぁ俺はもう行くから、お二人さんはゆっくりと楽しんで」
オプティマスプライムの男はそう言うと身体を小さく縮むように屈んで背負っていた衣装を自分に包んだ。
今年はトランスフォーマーのオプティマスプライム。そのキャラクターが車になった姿に男も見事に再現して、キュイーンと緩やかに進んで行った。
「本当に凄いね!作るのに時間掛かったんだろうなぁ」
「ね!僕もあういうの憧れる!!
それじゃぁ行こっか」
「うん!」
差し伸ばされたミケランジェロの手を握って2人はまた歩き出した。