12話 一緒に、お散歩♪
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夕食も目前だが外に出て来た。
久しぶりに嗅ぐ外の匂い。
新鮮だ...
無理も無い。いつも下水道で暮らしているのだから。
周りの人に気を付けながらすぐ近くにあった橋の裏側を伝って橋の脚を登っていく。とても大きくて人も車も通れる橋だ。人通りも多い。
手慣れた感覚でひょいひょいと登って行くと橋の天辺にまで到着した。そして名無しを下ろしてあげる。
お散歩って誰もいない草原とかを歩くのかなぁ?とか公園かなぁって思ってたけど、建物の上は斬新。
しかし周りを見渡すと沢山の建物、海、開けた空の景色が広がっていてとても眺めが良い。
「この橋はね、ブルックリン橋って言うんだ
マンハッタンとブルックリンを繋ぐ大きな橋でNYの観光スポットの1つなんだよ」
そう言いながらドナテロは自信に大きめの布を頭から羽織って名無しを手招きした。
「この布の中に一緒に入って
人にバレないようにこの布でカモフラージュするから
って、言ってもあの有名な魔法使いの映画みたいに姿が消えるマントじゃないけどね」
名無しを自分の身体の向きと同じになる様に布の中に入れると2人でその場にしゃがんで、名無しのお腹に手を当てて自分に引き寄せた。
体育座りをして足を開いたドナテロの足の間に名無しが居る状態である。
ガサゴソと名無しの頭の上で音が鳴ってるのに気が付いた。
何やら銀色の袋をクシャクシャと触っているようである。すると中からポップターツを取り出した。
「はい、名無し
ポップターツ」
名無しが取りやすいように顔の方まで手を持って来てくれる。
「これ、ドニーの...?」
「名無しと食べようと思って持って来たんだ
僕のもちゃんとあるよ」
名無しはドナテロからポップターツを受け取った。
「凄く甘いけど美味しい」
「へへっ
僕はこのイチゴ味が好きなんだぁ」
お菓子だけど朝ご飯としてトーストの代わりに食べる事もあるそう。
ポップターツを少しトーストしても美味しいらしい。
「...怒ってると思ってた」
「うん?」
「今朝ドニーのポップターツをあたしが食べるって言っちゃって、ドニーにもぶつかって、その後一言もお喋りしなくて...怒ってるって思ってて...」
「名無し、僕そんなんで怒らないから大丈夫だよ?
帰ったらポップターツを2人で食べる用の箱用意しよう
これから名無しも自由に食べて良いからね
あっ、名無し見て」
ドナテロが遠くのビルを指刺した
そのビルの奥にはオレンジ色の夕日がキラキラと輝いている。
空もよく見て見れば水色の空とオレンジ色の空のグラデーションが出来上がっていてとても綺麗。
「凄い...」
「ここからの眺めは僕の一押しスポットだよ
名無しと見ようと思ってこの抱っこ紐、急いで完成させたんだぁ」
あたしを此処に連れて来てくれる為...
名無しはポップターツを食べながら目の前の景色にうっとりとしていた。
意外と心配しなくても良かったのかも
それに今はドニーと2人っきりで、こんなに近くに、ドニーの温もりを感じられる程近くに寄り添ってる。
これが両思いで...欲を言ったら付き合えてたら良いのになぁ...
久しぶりに嗅ぐ外の匂い。
新鮮だ...
無理も無い。いつも下水道で暮らしているのだから。
周りの人に気を付けながらすぐ近くにあった橋の裏側を伝って橋の脚を登っていく。とても大きくて人も車も通れる橋だ。人通りも多い。
手慣れた感覚でひょいひょいと登って行くと橋の天辺にまで到着した。そして名無しを下ろしてあげる。
お散歩って誰もいない草原とかを歩くのかなぁ?とか公園かなぁって思ってたけど、建物の上は斬新。
しかし周りを見渡すと沢山の建物、海、開けた空の景色が広がっていてとても眺めが良い。
「この橋はね、ブルックリン橋って言うんだ
マンハッタンとブルックリンを繋ぐ大きな橋でNYの観光スポットの1つなんだよ」
そう言いながらドナテロは自信に大きめの布を頭から羽織って名無しを手招きした。
「この布の中に一緒に入って
人にバレないようにこの布でカモフラージュするから
って、言ってもあの有名な魔法使いの映画みたいに姿が消えるマントじゃないけどね」
名無しを自分の身体の向きと同じになる様に布の中に入れると2人でその場にしゃがんで、名無しのお腹に手を当てて自分に引き寄せた。
体育座りをして足を開いたドナテロの足の間に名無しが居る状態である。
ガサゴソと名無しの頭の上で音が鳴ってるのに気が付いた。
何やら銀色の袋をクシャクシャと触っているようである。すると中からポップターツを取り出した。
「はい、名無し
ポップターツ」
名無しが取りやすいように顔の方まで手を持って来てくれる。
「これ、ドニーの...?」
「名無しと食べようと思って持って来たんだ
僕のもちゃんとあるよ」
名無しはドナテロからポップターツを受け取った。
「凄く甘いけど美味しい」
「へへっ
僕はこのイチゴ味が好きなんだぁ」
お菓子だけど朝ご飯としてトーストの代わりに食べる事もあるそう。
ポップターツを少しトーストしても美味しいらしい。
「...怒ってると思ってた」
「うん?」
「今朝ドニーのポップターツをあたしが食べるって言っちゃって、ドニーにもぶつかって、その後一言もお喋りしなくて...怒ってるって思ってて...」
「名無し、僕そんなんで怒らないから大丈夫だよ?
帰ったらポップターツを2人で食べる用の箱用意しよう
これから名無しも自由に食べて良いからね
あっ、名無し見て」
ドナテロが遠くのビルを指刺した
そのビルの奥にはオレンジ色の夕日がキラキラと輝いている。
空もよく見て見れば水色の空とオレンジ色の空のグラデーションが出来上がっていてとても綺麗。
「凄い...」
「ここからの眺めは僕の一押しスポットだよ
名無しと見ようと思ってこの抱っこ紐、急いで完成させたんだぁ」
あたしを此処に連れて来てくれる為...
名無しはポップターツを食べながら目の前の景色にうっとりとしていた。
意外と心配しなくても良かったのかも
それに今はドニーと2人っきりで、こんなに近くに、ドニーの温もりを感じられる程近くに寄り添ってる。
これが両思いで...欲を言ったら付き合えてたら良いのになぁ...