12話 一緒に、お散歩♪
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そろそろ夕食かなぁと思った頃。
「名無し、ちょっと頼みたい事があるんだけど」
突然ドナテロに声を掛けられた。
「頼みたい事?」
ドナテロは手に持っていた物を名無しに見せて...
「その... 名無しに抱っこ紐を使いたいと思ってさ...」
...抱っこ紐?抱っこ紐って、あの赤ちゃんに使う抱っこ紐?
「えっと、いつも下水道に居るから...気晴らしは必要だと思って...一緒に外に出れたらなぁって...でも僕らは人前に出られなくて一緒に散歩も行けないから抱っこ紐で名無しを抱っこしながら両手も空いて隠れながら行けたら良いかなぁって...」
名無しを考えての事らしい。
ドナテロらしくない遠回しの説明と抱っこ紐に反対されないか心配だったドナテロに名無しは笑顔で返事をした。
「ドニーありがとう!あたしの気持ちを考えてくれて
とっても嬉しい!抱っこ紐使ってお散歩に行きたい!」
ぱぁっと明るくなるドナテロの顔。
ドナテロは抱っこ紐を広げながら説明を始めた。
「ここの部分に足ん通して、後は僕が持ち上げる感じ」
そう言って名無しの足の間に抱っこ紐の一部を通しドナテロの首に引っ掛けて固定した。これが落ちない為の内側からの支えになるらしい。
「名無し、持ち上げるから僕の首に腕通してて
甲羅に気を付けてね、あと落ちないように」
言われた通り甲羅に手が当たらないよう腕を通して密着する様に抱き付いた。
持ち上げるよと同時に名無しのお尻を軽々持ち上げ、ふわりと浮いた。
しっかりと抱っこした形になっている。
そんな時だ。名無しが身体を少しのけ反って目の前にあるものを見れば、それはドナテロの顔が数センチの所にまで近付いていた。そして目が合う。
唇が当たるんじゃないかってくらいに近い。
残念ながらあまりの顔の近さにお互い照れてしまい名無しはまたドナテロにしっかり抱き付き直し、ドナテロは下を向いて抱っこ紐の取り付けを再開した。
「名無し、装着し終わったよ
腕離してごらん?」
ドナテロが用意した抱っこ紐はお姫様抱っこの様な姿勢のタイプだった。意外とゆったりでハンモックの様に心地が良い。
そして周りを見回すと景色が広い事に驚いた。地面からは遠く、普段見えない遠い所も見渡せる。
それでも203センチの身長より少し低い自分の顔がドナテロの胸の位置来る高さだったが十分高く感じた。
「これがドニーが普段見てる景色?」
「そうだよ、怖い?」
「少し...」
身を預けているから余計に怖い。けど、あの映画でしか見れていなかったドナテロがもう直ぐそこに。そして少しだけドナテロの胸から男らしい香りが香って来ててニヤニヤしちゃいました。
「それじゃぁ、外に出てみようか」
「名無し、ちょっと頼みたい事があるんだけど」
突然ドナテロに声を掛けられた。
「頼みたい事?」
ドナテロは手に持っていた物を名無しに見せて...
「その... 名無しに抱っこ紐を使いたいと思ってさ...」
...抱っこ紐?抱っこ紐って、あの赤ちゃんに使う抱っこ紐?
「えっと、いつも下水道に居るから...気晴らしは必要だと思って...一緒に外に出れたらなぁって...でも僕らは人前に出られなくて一緒に散歩も行けないから抱っこ紐で名無しを抱っこしながら両手も空いて隠れながら行けたら良いかなぁって...」
名無しを考えての事らしい。
ドナテロらしくない遠回しの説明と抱っこ紐に反対されないか心配だったドナテロに名無しは笑顔で返事をした。
「ドニーありがとう!あたしの気持ちを考えてくれて
とっても嬉しい!抱っこ紐使ってお散歩に行きたい!」
ぱぁっと明るくなるドナテロの顔。
ドナテロは抱っこ紐を広げながら説明を始めた。
「ここの部分に足ん通して、後は僕が持ち上げる感じ」
そう言って名無しの足の間に抱っこ紐の一部を通しドナテロの首に引っ掛けて固定した。これが落ちない為の内側からの支えになるらしい。
「名無し、持ち上げるから僕の首に腕通してて
甲羅に気を付けてね、あと落ちないように」
言われた通り甲羅に手が当たらないよう腕を通して密着する様に抱き付いた。
持ち上げるよと同時に名無しのお尻を軽々持ち上げ、ふわりと浮いた。
しっかりと抱っこした形になっている。
そんな時だ。名無しが身体を少しのけ反って目の前にあるものを見れば、それはドナテロの顔が数センチの所にまで近付いていた。そして目が合う。
唇が当たるんじゃないかってくらいに近い。
残念ながらあまりの顔の近さにお互い照れてしまい名無しはまたドナテロにしっかり抱き付き直し、ドナテロは下を向いて抱っこ紐の取り付けを再開した。
「名無し、装着し終わったよ
腕離してごらん?」
ドナテロが用意した抱っこ紐はお姫様抱っこの様な姿勢のタイプだった。意外とゆったりでハンモックの様に心地が良い。
そして周りを見回すと景色が広い事に驚いた。地面からは遠く、普段見えない遠い所も見渡せる。
それでも203センチの身長より少し低い自分の顔がドナテロの胸の位置来る高さだったが十分高く感じた。
「これがドニーが普段見てる景色?」
「そうだよ、怖い?」
「少し...」
身を預けているから余計に怖い。けど、あの映画でしか見れていなかったドナテロがもう直ぐそこに。そして少しだけドナテロの胸から男らしい香りが香って来ててニヤニヤしちゃいました。
「それじゃぁ、外に出てみようか」