11話 私、ラファにお料理を習います
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「次は切った玉ねぎとにんじんを焦がさねぇように弱火でしんなりするまで炒めてみろ」
名無しはフライパンに油を引いて、みじん切りにした玉ねぎとにんじんを入れて炒めた。
早くにしんなりする野菜達。
「次はひき肉を火が通るまで野菜と一緒に炒めるんだ」
言う通りにひき肉を炒めてるとラファエロが棚から小麦粉を取り出す。
「俺様は目分量でやっちまうんだけどよぉ... 名無しはしっかり計量スプーン使って入れろ」
そう言われて渡された計量スプーン。大さじ2杯を入れて肉と野菜が馴染むようにかき混ぜたら、トマト缶を入れた。
「缶に水入れて、中に残ってるトマトをフライパンに入れるんだ
水は2杯で丁度良い
水を入れたら強火で火をかけろ」
ラファエロの言う通り缶に残っているトマトを水で浮かしながら2杯分をフライパンに入れて強火で火を付けた。
するとまたもやラファエロが持っていたのはケチャップとコンソメキューブと塩、胡椒。
「ケチャップは大さじ4、コンソメキューブを1つ入れて、丁度良いより薄めで塩と胡椒だ」
覚える事が沢山あってコンソメまでしか覚えてないけど言われた通り入れた。
塩胡椒はどのくらいだっけ...?
適当に小匙1...
「オイ、分量忘れてるだろ?」
ギクっと固まる名無しを見てラファエロは後ろから両肩を優しく叩いた。
「良いか、塩は少ないうちは食材の味を引き立てるんだ
だから少ない量から入れて、その都度味見しろ」
きっと少しイラっときたんだろうけど、ラファなりの優しさがあってじんと来る...
塩胡椒を入れ終わるとラファエロは味見をした。
「これで塩加減はちょうど良い
名無しも味見しろ、料理してる奴が味見をするのは当然だからな」
ラファエロは自分が味見で使ったスプーンで再度掬い上げ、名無しの口に運んだ。
ススっと口の中に広げてトマトの酸味を味わう。少し薄いけどその先には深みがある。
って、あれ?これって間接キス?ラファが味見で使ったスプーンだよね?
こんなさり気無く自然に間接キスをやるなんて!ラファって意外とやる男なんだな!
「これくらいだ、いいな?」
「うん!」
「なんだ!?」
「な、なんでもないよ」
何であたしが照れてんのー...!?
名無しはフライパンに油を引いて、みじん切りにした玉ねぎとにんじんを入れて炒めた。
早くにしんなりする野菜達。
「次はひき肉を火が通るまで野菜と一緒に炒めるんだ」
言う通りにひき肉を炒めてるとラファエロが棚から小麦粉を取り出す。
「俺様は目分量でやっちまうんだけどよぉ... 名無しはしっかり計量スプーン使って入れろ」
そう言われて渡された計量スプーン。大さじ2杯を入れて肉と野菜が馴染むようにかき混ぜたら、トマト缶を入れた。
「缶に水入れて、中に残ってるトマトをフライパンに入れるんだ
水は2杯で丁度良い
水を入れたら強火で火をかけろ」
ラファエロの言う通り缶に残っているトマトを水で浮かしながら2杯分をフライパンに入れて強火で火を付けた。
するとまたもやラファエロが持っていたのはケチャップとコンソメキューブと塩、胡椒。
「ケチャップは大さじ4、コンソメキューブを1つ入れて、丁度良いより薄めで塩と胡椒だ」
覚える事が沢山あってコンソメまでしか覚えてないけど言われた通り入れた。
塩胡椒はどのくらいだっけ...?
適当に小匙1...
「オイ、分量忘れてるだろ?」
ギクっと固まる名無しを見てラファエロは後ろから両肩を優しく叩いた。
「良いか、塩は少ないうちは食材の味を引き立てるんだ
だから少ない量から入れて、その都度味見しろ」
きっと少しイラっときたんだろうけど、ラファなりの優しさがあってじんと来る...
塩胡椒を入れ終わるとラファエロは味見をした。
「これで塩加減はちょうど良い
名無しも味見しろ、料理してる奴が味見をするのは当然だからな」
ラファエロは自分が味見で使ったスプーンで再度掬い上げ、名無しの口に運んだ。
ススっと口の中に広げてトマトの酸味を味わう。少し薄いけどその先には深みがある。
って、あれ?これって間接キス?ラファが味見で使ったスプーンだよね?
こんなさり気無く自然に間接キスをやるなんて!ラファって意外とやる男なんだな!
「これくらいだ、いいな?」
「うん!」
「なんだ!?」
「な、なんでもないよ」
何であたしが照れてんのー...!?