ミートソースパスタの作り方

用意する物
•ひき肉(豚、牛どちらでも)
•玉ねぎ
•人参
•小麦粉
•トマト缶カットタイプ
•ケチャップ
•コンソメブロックタイプ
•塩胡椒

作り方
•玉ねぎをみじん切りにし、油で飴色に炒める
•人参をみじん切りにし、しんなりするまで炒める
•ひき肉を火が通るまで炒める
•小麦粉大さじ2をフライパンに入れて炒めた物とかき混ぜ馴染ませる
•トマト缶カットタイプをフライパンに全部入れて、缶2杯分の水をフライパンに入れる
•ケチャップ大さじ4をフライパンに入れる
•コンソメブロックを1つ入れる
•塩胡椒する
•強火にして沸騰直前に弱火にする
•アクを取る
•中火より弱めの火にして10分に1回かき混ぜる(3回やる)


先ずは玉ねぎのみじん切りだね！
ラファエロが隣でじっと見ててやりにくいけど...


名無しは玉ねぎを手に取り皮を剥き、包丁を手に取れば玉ねぎを切ろうとした。
「おいおい、どっから切ろうとしてんだ？」
「え？」
中途半端な所を切ろうとしていたので止めるラファエロにハテナを浮かべる名無し。
「こりゃ基本から教えねぇと何も始まらねぇな...」
そう言ってラファエロは名無しの後ろに立ち、後ろから名無しを包み込むように腕を回して両手を持った。
「こうやって切るんだよ」

近いぃぃ...！！！

後ろから自分を操作するように4分の1に切った玉ねぎをみじん切りにしていく。
縦に切り込みを入れて、横にも切り込みを入れて、ザクザクと切っていった。

「こんな切り方でみじん切りになるんだねぇ」
「最初どうみじん切りにしようとしてたんだよ...」

呆れるラファエロを背に名無しは人参を手にしていた。
皮を剥いたら玉ねぎと同じように切り込みを入れる。
「人参は切り込み入れにくいね」

玉ねぎを切ったみたいに操作してくれない。
ずっと切り方の観察をしているようだ。

「...ラファ」
切り方がわからないの意味を込めて頼った弱目の口調で名前を呼べば、また後ろから操作してくれた。
「ラファ優しい」
「わざとかぁ？」

ラファの大きなてが自分の手を優しく包み込んで動かしてくれる。大きな身体が私自身を包み込んでくれて、ラファに抱きしめられてるみたい。

そんな事を考えていたら、人参をみじん切りにし終わっていた。