「皆んな！場所調べたよ
ここなら僕らも思いっきり海で遊べるんじゃない？」

ドナテロの一声で集まるガイズと名無し。見せてくれた地上衛生ハッキング画像は崖が鋭く険しいジャングルの様な場所にひっそりとある小さな浜辺だった。自然に出来た誰も知らないような場所に見える。

「良さそうな場所だな」
「浜辺でしか出来ない筋トレするか」
「バーベキューもしようよ！ピザ焼くの！！」
写真を見ただけでガイズは大盛り上がり。
名無しはというと、水着姿をガイズに見せるのかぁ...なんてちょっと恥ずかしいなとか考えていた。

それからドナテロはフラフラになりながら寝床に行って一瞬で寝付いてしまった。


「そうと決まれば準備だな
　マイキーバーベキューやりたいんだろ？」
ラファエロの燃えるやる気。意外とバーベキューやりたいのはラファエロだったりする。

ラファエロとマイキーはバーベキューの計画を立てに別の場所に行ってしまった。

「名無しはビーチは楽しみか？」
「皆んなと行くの初めてだから緊張してる
　けど楽しみ！」
事の成り行きに名無しが流されてるとレオナルドは心配したがそんな事はなかったようだ。
意外と名無しも楽しみにしてそうにしてる。それだけで長男のレオナルドは嬉しかった。

「海に浮き輪を持って行こう！シュノーケルもあるぞ！」
名無しが海で退屈にならないようにアクティビティを考える。これも長男の仕事。
「レオありがとう！」
「名無しの遊びたい物があったら持って行くからな」

レオナルドにはいつしか名無しが妹の様に見えていた。