暑い

暑い...

下水道が暑い...！！

太陽が遮られた地下は直射日光は当たらないが熱気と湿気は何をしようと籠ってしまう。
喉が渇いたので冷蔵庫を開ければ残り少ない缶の炭酸ジュース。

「今日暑いよね？僕ジュースばっかり飲んじゃう」
そう、今日は一段と気温が高い。ミケランジェロは冷蔵庫に冷えた缶ジュースを取っては飲み干すを繰り返していた。
「マイキー...俺らも飲みたいんだが？」
「てかオイ！飲み物のストックが冷蔵庫にある分で最後だぞ！！プロテイン用のミルクやミネラルウォーターもねぇ！！」
ラファエロがストック置き場を確認すると空のダンボールが置いてあった。
「え...？ドニー頼んどいて！」
「今！？今からだと早くて３日後だよ」

ミケランジェロの伝え忘れうっかりミスでホームにある唯一の飲み物、缶ジュースは数本。1人1日1本になってしまった。


暑い...

暑い...

暑すぎる...

夕食を食べ終え、お風呂も入り終わり、寝るだけだとは言え飲み物1日炭酸ジュースの缶1本はきつすぎる。

「ねぇ、皆んなー！！この暑さを吹っ飛ばす程のホラー映画でも鑑賞しない？」
「お前またそんな物持って来て...」
「マイキーが寝れなくなっても一緒のベッドで寝てやらないぞ」
「ホラー映画って制作裏わかっちゃうとつまらないんだよね」
楽しそうに日本の怖そうなホラー映画パッケージを持って来たミケランジェロにガイズは呆れていたが、皆んなそこそこ興味があるのか乗り気になっていた。

あの、あたしは怖いの嫌なんで観たくないんだけど？