夜になり両手に大きな袋を持ったエイプリルがホームに到着した。
「遅くなってごめんね
　あれ？名無しは？」
ドナテロが気付き受け取ろうと近寄る。
「それ名無しの？」
「ああ、ドニー！そう！一応色んな種類2個ずつ買っといた！」
朝の無線機のやりとりで話がスムーズだ。
代金は現金の代わりに電子マネーで返して、生理用品を受け取るとエイプリルは明日の仕事があると急いで帰ってしまった。

「ねぇ、今エイプリル居なかった？」
「俺達には挨拶無しかよ...」
「何だその大袋は？」
ガイズがやって来た事に頭を抱えるドナテロ。
大袋に気付いたレオナルドに集まるラファエロとミケランジェロが中にある物を取り出した。

「パンツだ！」
「ドニー、これを名無しに履かせる気かよ」
ミケランジェロとラファエロが揶揄い始めると表情も変えずに、名無しの必要な物を用意したんだよと答えた。
その後は詳しく聞かない。ドナテロがこうやって質問に答える時は怒ってるのが殆どだから。

ドナテロは生理用品を全部回収して名無しの寝床に持って行った。