「朝ごはんを作りたいか...」
さっそく寝床に居るレオナルドに相談する。
1日の始まりは朝から。朝ご飯を改めて皆に作れないか相談している次第だ。
「沢山プレゼントも貰ってるし、皆毎日ピザ食べてて栄養面気になるし、これからお世話になるから代わりに何かやりたくて...」
「うーん、俺だけじゃ決め難いから皆に聞こう、先生にもな」

レオナルドは背中を押してくれて、大きな声でガイズを読んだ。


集まったガイズとスプリンター。
少し緊張しているとレオナルドが再び背中を押してくれた。
「あの、皆に相談というか、提案があります！
朝ご飯をあたしに作らせて貰えないでしょうか！」

勢い良く叫ぶ名無しにガイズは一瞬固まって居たがラファエロが笑いだす。
「良いじゃねぇか！これから朝メシは名無しの手作りか？」
「僕手作りピザが良いー！！」
ラファエロの質問を掻き消す様にミケランジェロは自分の食べたい物を主張した。
2人が戯れる様に喧嘩してる横でドナテロはパッドを取り出してレシピを探す。

「名無し、朝ご飯はどんなメニューにするの？先生が食べやすい優しいのとか？」
「わしは日本食かな」
名無しとドナテロ2人で話してると思ったらスプリンターが横で発言したので驚きながら振り向いてしまった。スプリンターは名無しの肩を叩いて部屋に戻って行く。

「日本食だって
お米とお味噌汁とおかずとかかな...？」
ドナテロのうろ覚えの知識で日本食の基本を確認してからパッドで美味しそうな日本ブランド米と高そうな味噌を注文した。

「あとはおかずかぁ...
ビーガンなんだよね？」
「そうだよ
卵と肉とチーズは食べるけどね」
おかずに悩んでいるとドナテロの驚き発言。
皮とかは身に付けないよって言うけどそれは本当にビーガンかな？と思う名無しだった。

結局記念すべき1日目の朝ご飯は、日本米、お味噌汁、ほうれん草のお浸し、湯豆腐、サラミのチーズ焼きになりドナテロと食材の注文。
2人で見るには小さいパッドを体が密着する程寄り添いながら相談して食材を決めていく。
「届くのは2日後だね
届いたら試作品を作ろう！ぶっつけ本番だと心配でしょ」
僕も手伝うからと積極的にやる気を出してくれるドナテロに胸がときめいてたなんて誰にも言えない。