女体化稀咲の仕合わせな一生 【完】

ここまで読んでくださりありがとうございました。以下裏設定とか書けなかった部分とかの補足。


タケミチがループする前、つまり一番最初の時の稀咲♀はヒナとタケミチが別れた事により一生傍で支えると決意しています。その際半間も稀咲♀の気持ちを汲み取りしっかり振られた後は一切の関係を絶っています。そして半間は反社、稀咲♀は一般人として生活しそんな事もあったなとあの頃のことは思い出となっています。まぁ、ヒナとナオトと一緒に稀咲♀も死んだんですけどね。ここではヒナ達は完璧に偶然巻き込まれて死んでいます。


次の未来では作中にもあった通り東卍の一隊員に半間が殺されて復讐のためにマイキーに近づいています。マイキーは稀咲♀にそれなりに情を感じていて復讐と分かっていても突き放せずにいます。最期は自分の隣で死んでくれるならもう何でもいいマイキーと、戻って来ないと知りながらそれでももう止まることが出来ない稀咲♀のズブズブ関係の未来軸。



次の未来では兎に角稀咲♀が1人で突っ走った結果、マジで傍迷惑な事になっています。この未来軸では誰の話も聞こえてないしヒナとも大喧嘩しています。稀咲は自分がピエロだから半間が一緒にいてくれたと勘違いしているし、面白くないの言葉にもう一度ピエロのようになれば振り向いてくれると思っているので最後まで誰の声も届きません。この頃には気づいてないだけで、半間の事がもう好きです。
場地はそんな稀咲♀が狂わせていく東卍が心配で、また稀咲♀を1人に出来なくて稀咲♀の下についていました。原作だと半間の位置に場地がいます。だから千冬も恨んでいないと言ったのです。滑稽で可哀想と言う意識の方が強いので、多分同情からくる許しですけど。
半間は始めから説得に重きを置かず、話を聞ける状態ではないと知っていたので心中が目的でした。もう独りにしないぜー、みたいな。
この未来軸だと場地×稀咲♀も見れます。

カラオケから出てきた稀咲♀達を半間が見つけたのは偶然ですが、そこが黒龍のシマだと知っていたので稀咲♀に心配となんでそんな危険なところにいるのかと怒りで喧嘩してしまいます。ここでは稀咲♀がタケミチのように逃げずに半間と向かい合わなければ未来のようになります。まだヒナが好きだと思い込んでいるので、素直に死んで欲しくない気持ちだけ伝えましたが半間はそれで稀咲♀の気持ちが自分に傾いていると分かります。
そしてヒナと仲直り?することで稀咲♀も気持ちに整理がついて徐々に心に余裕が生まれす。

半間は稀咲♀父と大分前から面識があります。稀咲♀の家に遊びに行ってるのでそこで知り合ってます。また長内に拉致られ稀咲♀が怪我した時は半間が稀咲♀父に頭を下げに行ってます。因みに稀咲♀父は基本ウサ語とジェスチャーでコミュニケーションをはかります。仕事で家にほとんど帰れず母親もいないため、寂しい思いを少しでも和らげたくてわざとおチャラけていますが、結構な重役の人間です。半間母はお察しの通り夜の蝶です。


フィリピンマイ軸の半間は昔稀咲♀から聞いたタイムリープの話を信じてイザナの傍にいます。復讐ではなく稀咲♀生存のためにタケミチに全てを託しました。この未来での半間は復讐したり自殺したりしません。ただ稀咲♀がいない傷を抱えながら生きていきます。メガネは形見です。
大寿に関しては稀咲♀がイザナの連絡を受けた時に仲間を増やす目的で接触を図っています。ですが信頼が形になる前に1歩遅く稀咲♀は死んでしまいます。戻った過去ではその役目を場地が代わりにしています。

イザナに言った「もっと周りを見ろ。」は別に鶴蝶達のことではなく、その弟とか妹を兄の代わりにすれば?的なニュアンスです。そのため稀咲♀はイザナの目的に気づき、自分の発言のせいだと責任を感じ別行動で動いています。

梵天軸では色々ありイザナが殺されいません。稀咲♀も半間も一般人として生活して結婚しています。そしてある日妊娠が発覚し相談しようと選んだ相手は明司ではなく灰谷蘭の方で、愛憎が絡まった蘭に殺されます。そしてその罪を半間に擦り付けて、半間は逃亡犯扱いになっていました。もし作中で明司ではなく灰谷蘭に相談していたらまた同じルートを通っていました。梵に入ったおかげで明司とつながりができ回避しましたが、破水の時の「母子共に東京湾に沈める」は半分本気だったわけです。
何故ヒナ達ではなく明司や蘭かと言うと結局半間がどう思うかを知りたいので優しい女の子より悪どい男の方が半間の気持ちが分かると踏んだからです。


梵天(株)
仕事内容はアングラちっくな会社。(株)とか言ってますが全く違います。手広くやってるうちの1つが(株)なだけです。稀咲♀はイザナの部下と言う立ち位置ですが、独自に判断して指示が出せる立場でもあります。半間は稀咲♀の直轄の部下扱いなのでイザナの言うことは聞いたり聞かなかったり出来ます。
三途はマイキーが面倒見てくれと連れて来ましたが、稀咲♀が梵天(反社)を知っているので予防のために預かることを承諾しました。勿論、三途は嫌がりましたが武藤を殺した証拠を稀咲♀は握っており逆らえませんでした。
イザナはマイキーとエマと和解していますが自分がやった事を考えて距離を置いています。そのため稀咲♀にエマやマイキーにしてやれない分の兄面をぶつけています。稀咲♀もそれを知っていて好きなようにさせています。半間は面白くありませんが稀咲♀も稀咲♀父も傍観しているので何も言いません。

と言うような小ネタとかも書いていくつもりなので、もうしばらくお付き合い頂けたら幸いです。
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