第三都市

廿・プランティエ(にじゅう)/♂
24歳 176㎝
「もう手遅いんだよ!!なにもかも…」
「守れるモノはふたりだけだ、ふたりのためなら、命なんていらない」



デンリュウ
第3都市の裏社会を牛耳る公爵であり権力者『プランティエ家』の一人息子。普段はプランティエ家に引き取られた養子として貿易の仕事をしているが、本業は秘密裏に国と手を結び人殺しをすること。
体の弱かった母が命と引き換えに産んだ子だったが、老いた父では次の世継ぎが期待出来そうになかった為、仕方なく廿を跡取りとして育てる事に。
本名は『roi・fiere・de・plantier』。『廿』という名前は仕事用の名前であり、本名は極限られた者しか知らない。跡継ぎとしてこの家から逃げられないよう、至る所に入れ墨をいれられている。
普段は温厚で優しく気のきく良い子だが、本当は人を殺しても何も感じない冷血な性格。『北第3学院高等部』で知り合った友人であるオスカーとたぐむにも自分の本業は明かしていない。ふたりには格別の思いを抱いているうえ、強烈な自己犠牲精神を持ち、ふたりの為なら自分は死んでも良いと本気で思っている。
ヨルドとは幼い時分に出会いとある約束を交わしたのだが、家庭の事情で離れ離れになり、以降ヨルドを「自分を見捨てた裏切り者」と思い嫌悪している。『中央学院高等部』でヨルドに再び出会って誤解は解けたのだが、ある理由でもうヨルドに心を許す事ができなくなってしまった。

一人称…俺
二人称…君
3/22ページ