第二都市

宮森 綿女姫
(みやもり わためひめ)/♀
14歳 143㎝
「ひのえちゃん、かげろうちゃん!わためねっ、このふわふわだーいすき!」
「あいつは里の厄介者…私が見張って、確実に息の根を止めなければいけない」



チルット
本名は木綿子(ゆうこ)。綿女姫は任務時の偽名。
忌鶴子と同じ『忍の里』の人間。忌鶴子が情報を漏洩しないよう三年ほど見張るため、記憶喪失のふりをして妃乃恵(ひのえ)に拾われた。
生粋の忍であり、最後の試練で両親を殺されてもなにも思わず、平気で人を殺す事ができる。
こんな役者のような滑稽な任務など、ほんとうはやりたくなかったのだが、最近なんだかんだで普通の女の子を演じるのが心地好くなっている。反面、普通の心に近づくたび、両親を手にかけられた時にできた根底の心の傷や、忍として生きていかなければ殺されてしまうという恐怖心が芽生えはじめている。
普段は無邪気でお子様で天真爛漫。とにかく超がつくほど自由奔放。

一人称…わため、私
二人称…きみ、お前
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