第二都市

蔭東 忌鶴子
(かげとう いづつ)/♀
19歳 152㎝
「大朽は……大切……。だから………迷惑は、かけない」
「……………監視、されている」




ツチニン。
第2都市の森の奥深くにある『忍の里』の人間。
立派な忍になるための最後の試練で両親を殺され、精神的に傷ついてしゃべれなくなり不合格に。里の情報を漏洩しないよう、口封じのために命を狙われ、いちばんの友人まで巻き添えで亡くし人間不信にまでなってしまった。
ボロボロの状態で森の入り口に倒れていたところを、大朽(おおくち)に助けられ、今は彼女と一緒にちいさな家で二人暮らしをしている。
誰にでも無愛想で心を一切開こうとしない忌鶴子だったが、大朽だけは周囲の人間とは違いやたら忌鶴子の事ばかり気にしてくれて、いつの間にか大朽の前だけでは少しだが笑ったり、一言二言くらいなら喋れるようになった。
薄味が好きで、ものすごく早寝早起き。他の忍に顔がばれないように包帯をまいているうち、誰に対しても素顔で接する事が怖くなってしまった。

一人称…私
二人称…貴方

▼恋人
燐螢さん宅⇒真奈都君/なれそめ
「…………………(黙って肩に頭乗せる)」
「……真奈都、す、き?、使い方…あってる?」
大朽以外に唯一話せる相手であり、今では大朽以上に大好きで依存してて大切な存在です。口に出して言えないぶん、なんとなくくっついてみたり手を握ってみたりと、さりげなく積極的笑。まだ練習段階ですが、真奈都君の前では顔の包帯をとってきちんと目を見てはなそうと一生懸命。無口だけど優しくて明るい真奈都君と一緒に居られる事が、自分の心の傷を癒していってるのに気づいてはいませんが、皆が驚くほど以前より人間らしくなったみたいです。
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