第一都市

ネロ・ゲーデ/♂
18歳 160㎝
「もうほんと意味わかんない。藤ってやっぱりおかしいよ…いつか絶対倒れて、あの子みたいになるよ…そんなの…あんまりじゃないか…」
「えぇ~、ご飯にホワイトチョコって結構合うと思うんだけどなあ。食わず嫌いはいけないんだよ、ほら、あ~ん」ニヤニヤ




ケイコウオ
藤(ふじ)の幼なじみで、アパート『もみじ』で共同生活をしている。年齢の割には童顔で背も低く、どこか幼い雰囲気が漂う。
とても照れ屋なため、普段はそれを隠そうとかなりつんけんしているが、本当は他人を心から心配し行動できる優しい子。
柩(ひつぎ)のことを知っていて、藤が彼女と一生懸命仲良くなろうと努力していたのを一番側で見ていたため、藤に一切心を開こうとしなかった彼女が今でも大嫌い。放火された日も、藤が彼女の事を身を呈して救出したのに、腕を噛んで家に戻ったのを見ている。
藤がお人よしなのは痛いほど知っているが、自分まで酷い有様なのに、他の親戚に植物状態になった柩を任せようとしないのもまったく理解できない。誰よりも彼を心配しているが、もうなにを言っても意志を曲げないのはわかっているので半ば諦めている。
楼(ろう)の経営する雑貨屋『RW』でバイトとして働いており、彼女の家の事情を知っているので、少しでもちからになろうととてつもなく頑張る。
甘いものより辛いものが好きで、そしてかなりの味覚音痴。
基本的に相手を自分のペースに巻き込むことしかしないため、逆に自分のペースを崩されるととても動揺してしまう。

一人称…僕
二人称…君、お前
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