世界観、その他設定

手渡す

(てわたす)

ラストエンペラーは、敵である他の店の人間に殺された奥さんのお爺さんの物で、妻の忘れ形見としてアルカデルトは大切にしていた。

しかし別の街の大手会社に目をつけられ、2年の猶予内にハシバミを殺して『Hat』を潰し店を明け渡すか、店を畳んでこの業界から去るか迫られる事に。どちらも選ばない場合は、愛する息子のマーガレットを殺すとまで言われ、悩んでいた時、ディーンを介してアマービレと出会う事に。

大手会社は『アルカデルトが経営するラストエンペラー』が煩わしかっただけなので、アマービレを利用して名前だけでも店を残し、自分は死んで完全に大手会社からの監視の目を断ち切ろうと考えたが、死後再び店の名前でアマービレが狙われるかもしれない可能性もあった為すぐには行動できなかった。しかしこのままでは息子もハシバミも危険な目にあうので、罪悪感に苛まれながらアマービレを利用する事を決意。
自分と居ると、マーガレットもハシバミも危険な目に合わせてしまうため、アマービレに店を受け渡した時、彼に殺してもらった。
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