神天地

アンドレ・ルチアーノ/♂
享年28歳 177cm
「馬鹿な女神…こんな罪人のために自分から罪を犯すなんて。ねぇセンジュ…俺、おかしいよ、こんなにも君と離れたくない。後悔、してるんだ!死にたくない…君といたい」
「…そういえばあなたはスミレの花の妖精でしたよね。少し研究について意見をいただきたいところがあるんですが……ああ、よかった!…じゃあ、研究所までご案内しますね…」ニコ




ファイアロー
今は亡き神様殺しの重犯罪人で、神天地の歴史に残る悪徳研究者。
根っからの研究人であり、神様の存在や不思議なちからに魅了され研究へと没頭するように。
三度の飯より研究ばかりで必要以上に人と接さない性質(たち)だったが、その容姿は人間だけではなく妖精や女神さえ虜にしてしまうもので、それに気がついたルチアーノはそのうち相手を思うままに操る術を身につけ、手に入れたちからを自分のものにすることに成功してしまう。
しかし異変に気づいた創世の神様であるラッタンジに見つかり、生きながらにして冥府へ閉じ込められ、生まれ変われないことを前提に、死刑執行まで耐えられるぎりぎりの苦痛を受けながら生活することに。
その後、慈悲の気持ちで自分に会いに来た愛の女神であるセンジュを騙しうまく冥府を抜け出そうとしたが、健気に毎日自分のもとへとやってきては、自分の魂が穢れていこうとも加護を与え続けてくれる彼女に次第に惹かれ、彼女を愛してしまう。だが結局センジュとの関係もばれ、魂を抜かれたからだは共に海の深くへと沈められた。
極度の引っ込み思案だが、その時々によって驚くほど社交的な性格にもなれる。ひとつのことに没頭すると周りが見えなくなり、単純なことすら咄嗟に考えられなくなってしまう。
エレンツィアアンドロメダのお父さん。

一人称…俺
二人称…君、あなた
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