神天地

ゲオルグ・ルーフェン/♂
外見年齢20代前半 170cm
「別にいいよ、誰も僕なんかに会いたくないだろうし…僕も別に会いたくないしさ。それにフランカはもういないんだ。昼間の世界の話なんて、なおさらききたくない…」
「こうして夜を連れながら大陸を延々回りつづけていると、そのうち精神まで暗闇に同化して、消えてなくなりそう。ラクだろうね。近頃、思考するのもだるくなってきたしさ」




ミカルゲ。
遠いところから来た子。
夜の神様。誰かと関わったり、余計なことをして疲れることが何より嫌い。神様達の中でも随一の引きこもり体質。明るい場所が苦手で、全身は病的に真っ白。
人間にも神様にもこれといった興味はなく、ひとりでいられるならなんでもいい。結果みんなに煙たがられ白い目で見られていたが、唯一海の神様であるフランカだけが声をかけ、昼間の世界の話や海の中で起こった出来事などを話し聞かせてくれていたため、特別な存在だった。
だがいつもどおり夜をつれて大陸を回っている間にフランカが審問に架され殺されてしまったため、ショックで引きこもりに拍車がかかってしまった。
自分の使役物であるハッチンソンの仕事熱心さがうっとうしくてしかたない。

一人称…僕
二人称…君
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