神天地

アレッサンドロ・デラクア/♂
外見年齢20代後半 180cm
「君達ふたりに最後のチャンスを与えてあげよう。さぁ、その憎しみを絶やさないで。僕の手足となり、共に足掻いておくれ」
「ニーナ、ここはあまりに暗くて寒いよ。こころまで凍えて消えてしまいそうだ。きっと君の居る場所も同じ位に孤独なんだろうね。でも大丈夫、希望がノコノコ手の内に転がってきたんだ。もうすぐ君を、自由にできる…!」




イベルタル
冥府の国を統べる王様。
昔は大地の神様をしていたが、人間の少女ニーナと恋に落ち、彼女を守るために大地震を起こしてしまった過去をもつ。そのちからが原因でニーナとの関係が他の神様にばれ、結局罰として創世の神様であるラッタンジにちからを奪われた。
また、あまりのの重さと穢れのつよさのせいで、魂を生まれ変わらせることも保管しておくことも出来なかったため、せめてもの罰として、半永久的に冥府の国に閉じ込められることに。
その後、自分の軍を所有する権利を持つデラクアは、ニーナの魂を生まれ変わらせ、ラッタンジに成り代わるため、アンドロメダとエレンツィアを神天地から隔離する名目で手元へと置き、冥府から出ることのできない自分の代わりに神様殺しをさせ、集めた魂で強固な軍を作り上げようとしている。
常時眠そうな目をしていて、笑みを崩さない。物言いもどちらかといえば温厚なほうで、人前でも緩慢な態度を取るが、頭の回転は恐ろしく速く、相手をだますのがとても上手。上辺の性格とは違い、本来はよく笑い冗談も言う明るい人物。
目的のためなら手段は選ばないが、神様としてのちからを奪われた頃から、考え方やこころのつくりがより人間に近いものに変わっているため、その時々の感情で気持ちが揺らぎ、詰めの甘さが垣間見える。

一人称…僕、私
二人称…君、あなた
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