神天地

ルカ・ヴェンチュリーニ/♂
20歳 171cm
「レベッキさん、また女王様と話してる…きっと僕が、娼婦から生まれた汚い人間だから……っ、だめだめ…レベッキさんは命の恩人だし、…恋人として、信じなきゃ…」
「スーナさんはもともと頭がいいから教えるのすごくラクだね。…僕のほうはてんでだめだ、自分の名前も初めて文字で見たくらいだし……ごめん」




トリミアン
レベッカの経営するキャバクラ「ジェミードレス」で働いているボーイ。
レベッキの恋人であり、お金を払えばだれでも時間内で好きにできる店の商売道具でもある。
とある娼館で生まれた娼婦の子供として酷い扱いを受け殺されかけていたところを、レベッキに破格の値段で買い取られ助けられた。自分を恋人として愛してくれる反面、お金さえ払えばお客に体を開け渡す商売道具として扱われることにはじめは絶望していたが、それが彼の性癖であることを知ってからは、命の恩人レベッキのために毎日健気にはげむ。
自分を嫌わず、対等に接してくれるお店のみんなが大好き。特に歳の近い新米キャバ嬢のスーナとは男女の壁を越えた友人であり、時間が空けば彼女に一般的な価値観を教えてあげているが、その代わり彼女からは文字の読み書きを教わってる。
媚を売り相手に優越感を与える術に長けるが、レベッキの前だとなぜかうまくいかない。
生まれたころから抑圧された生活を送ってきたためか、やたらと自分のことを卑下して発言してしまう。レベッカとレベッキの関係は教えられているが、それでも目の前でベタベタされるのは嫌。

一人称…僕
二人称…君
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