神天地

ローラブ・エリンワッソン/♀
22歳 158cm
「ウィルお兄様お願いここから出して!アルベルタ様に会わせて!なんで、お姉様もウィルお兄様も…こんな酷い事を…うぅ」
「アルベルタ様はきっと今も私を探してくれているはず…っ…だめよ、孤児院の出だからとか、アルベルタ様はそんな事でヒトの良し悪しをはかる方じゃないわ…信じなさい。諦めちゃだめなんだから…!」




メガサーナイト。
孤児院の出で、マトラッセウィルヘルムとは同郷であり妹的存在の女性。
現在ウィルヘルムの手により、とあるお屋敷に幽閉されひっそりと生活している。
強盗により目の前で両親を殺されていて心に深い傷を負っていたが、院の仲間として気にかけてくれたマトラッセや、お祈りを通して知り合った唯一の異性の友人であるウィルヘルムには特に心を許していた。
その後成人して「集う国」へと移住したふたりを追う形でお城の侍女として働き始め、マトラッセを通じ、ウィルの先輩であるアルベルタと恋人同士に。
だが結婚も秒読みの最中、かねてから自分に恋心を抱いていたというウィルに突然誘拐され、場所もわからないお屋敷に閉じ込められてしまった。そのうえ、実の姉のように慕っていたマトラッセまでもがウィルの毒牙に落ち、幽閉の手伝いをしている事実を知り絶望のふちに落とされてしまう。信頼していたふたりに裏切られ、やっと掴んだ幸せまでも壊され生きる希望も意味も見失ってしまったが、悲壮な過去を背負い、天涯孤独の存在である自分を手放しで愛してくれたアルベルタが自分を探してくれていることだけを信じ、日々を生きる。
明るいマトラッセとは逆に、孤児院の出という肩書きを気にして必要以上に素性を相手に見せないようにしてしまうせいか、人より口数は少なく積極的ではない。また目立つことを嫌い、話しかけられないようにと考えぎこちない態度を取ってしまうため、どこか近寄りがたい空気を発してしまう。
気を許した相手にはとても優しく、嫌われないよう思いつく限り親切に接する。

一人称…私
二人称…あなた、~様
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