神天地

ベルンハルト・ウィルヘルム/♂
27歳 175cm
「愛しいエリン、俺はどうもとても傷つきやすいみたいなんだ。傷つくと君になにをしてしまうかわからない。…だから、言葉には気をつけて。吐いた唾は呑めない。知っているでしょ?」
「アルベルタ、まだエリンは見つからないのかい?そうか…でもエリンのことだ、あの子は賢いから、案外どこかで幸せに暮らしているかも……ね、ふふ…」




メガジュペッタ。
集う国」で校正の仕事をしている男。
幼い頃から神信深く、最も神様たちと近い場所である集う国で生活したいという思いから、成人してすぐに移住し兵士として働き始めた。
同じ兵士であり先輩のアルベルタとは、故郷の話で仲良くなり唯一無二の親友に。孤児として院で生活していたマトラッセと、5つ下で皆の妹的存在だったエリンワッソンとは同郷の幼馴染であり、特に異性として自分しか頼るもののなかったエリンに対してはなみなみならぬ恋心を抱く。
だがアルベルタとの稽古中に不慮の事故で足を悪くし、以後国の紹介で校正の仕事をはじめるが、自分が友人として引き合わせたマトラッセを通じ、エリンとアルベルタが恋人同士になってしまったため、それ以降アルベルタを嫉妬から深く憎み嫌い、エリンに対してより強く異質な独占欲を抱き始めることに。
現在は自分に想いを寄せているマトラッセの気持ちを利用し、エリンを屋敷に幽閉してひっそりと生活している。アルベルタとは表面上は仲の良い友人関係を続けているが、本心では必死にエリンを探す彼を見て優越感に浸る。
幼い頃から内向的な性格だったため、上手に人付き合いができず、たびたび相手を不快な気持ちにさせてきた過去をもち、なかなか本音や意見を言えない。実は子供っぽく、気を許した相手にはわがままな面を見せることも。

一人称…俺
二人称…君
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