孤立世界

コンフォーコ・オルランディ
23歳 168㎝
「ママやパパみたいにきっと僕もあの独裁者に殺されちゃうんだ!いやだ、それだけはいやだ…死にたくないよぉ!!」
「ルリニガナは僕を見捨てたりしないよね!?ずっとそばにいてくれるよね!?お前の言う通りにすれば僕は死なずに済む。もうお前しか頼りになるやつがいないんだから!」




ヒヒダルマ。
「臆病な国」を治める年若い王様。
数年前に「独裁者の国」に戦争を仕掛けられ、当時王と女王だった両親を亡くし、突然一国を治める王様になってしまった。
臆病な国が臆病な国と呼ばれ始めたのは、コンフォーコがこの国を治め始めてから。両親のように殺されるのが怖いからと、即位して一度も部屋から出ていない。自分の命さえ守れたらそれでいいと思っているので、両親が生前大切に押していた国民も今では自分の身を守るための肉の盾。
まつりごとは執事のルリニガナにすべて任せている。自分を守るための貴重な国民が国から逃げていかないよう、ひどい法律をたくさん作り、少しでも歯向うものは極刑にした。
幼いころから世話を焼いてくれたルリニガナだけを心から信頼し 、言うことを聞いている。
わがままで根暗、明るい場所や喧騒が苦手で長居すると気分が悪くなる。
京極(きょうごく)の妹で王宮の侍女である橘花(きっか)を人質に、京極を「争いのない平和な国」にスパイとして送り込んでいるが、橘花自身が兄を助けるため謀反を起こさないとも限らないと思い、京極が国を出てすぐ肉の盾として殺した。事実は告げていない。
通称「フォーコ」

一人称…僕
二人称…お前
13/52ページ