裏街

ヘアリー・ミーガン/♀
21歳 155㎝
「好かれなきゃ嫌われなくて済む。こんな簡単な事で自分を守れるのに、どうして皆自分から傷つきに行くの」
「お金が無くて死んでしまいそうなの。誰か私の体を買ってよ。ねぇ、お願い」




バイバニラ
遠い所から来た子
ケレンと同じように道端に捨てられていた少女。子供を自分の装飾品としか思わない人間ばかりに拾われては捨てられを繰り返してきた。生きる為に体を売り、嘘をつき、人を騙すことでアイデンティティを保つ。
一人で生きられるようになって、お金を手に入れる為に初めて浜千鳥へ行き大金を手に入れてからは、店へ通いつめる。大人しい性格の割に怖いもの知らずの勝負師。
客として話をすれば本当に控え目で大人しい印象しかないが、誰も信じないし、口を開けば嘘ばかり。嫌われるか暴力を振るわれるのが恐ろしくて、これ程まで二面性の激しい性格になってしまった。
プロプスとは知り合いで、よく勝負したり体を買ってもらったりしている。

一人称…私
二人称…あなた

…経歴…
0歳/資産家に拾われる
4歳/小児愛者に多額の金で買い取られる
6歳/買い取られた先で体を売らされる
11歳/人買いに売られる
13歳/人買いの元から逃げ出す
18歳/プロプスと出会う

▼恋人
古野さん宅⇒大嶺君
「あなたは他の人とは違う…?…今なら、時間さえかければ、きっと信じられるから…だから、だから一緒に居て。お願い…」ギュ
「ふふ…あっ、今私笑った…。あなたと居ると私、自分が信じられなくなるの。ねえ、今私、すごく幸せよ」
凄絶な過去を背負いながらもありのままの自分を受け入れてくれた大嶺君に、今では身も心も完全に許しています。むしろヘアリーには大嶺君だけなのもあって、依存症レベル。離れていると不安で、一緒に居ても素直じゃない自分に彼が愛想つかしていかないか不安。彼のおかげで徐々に変化していく自分に対して動揺することもありますが、それが幸せなんだと気づけばまた彼への愛情の深さを再確認したり。
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