裏街

菊知 百鬼
(きくち なきり)/♂
27歳 171㎝
「どいつもこいつも分かってない。ただ生きて酸素を無駄に消費しているだけのクズに、生きる権利を与えてやろうとしているのは誰だ?」
「愚かであればある程、お前にはここで命を賭ける価値がある。俺はお前みたいなゴミクズが大好きだよ」




サザンドラ
遠い所から来た子
南区の隅の隅で『浜千鳥』という賭場を経営している。愚行権を行使し、身も心も枯れ切ったギャンブラー達の僅かに残る射幸心を最大限利用して、南区の隅っこながら、脅威のスピードでライダウンやパリジェンヌ、はたまた警団すら手の出せない存在になった。
愚かで落ちぶれた人間のクズに程優しく協力的。大勝ちして大金を手に入れた者にとってはまるで神の様な存在だが、負けた者にとっては死神か悪魔。無論敗者に命は無い。
命は吐いて捨てるモノであり、人より高い所に居る自分は、人間の中のクズのクズに程慈悲と人生をやり直すチャンスを与えてやらなければいけないと思っている。
とてもわがままで子供っぽい一面を持ち、地位や名声よりも今をどう楽しく生きるかばかり考える。
ミズラートの美しい容姿が、客の生に対する執着心を判断する材料に丁度いいと、自分に負けた彼女を買って側に置いた。
「負けた時の恐怖」を考えない人間や、クズなのに自分に生きる権利がまだあると思っている人間が大嫌い。
ジュエの店を贔屓にしているが、自分を嫌う黒陽が嫌いでよくいじめる。割と世間知らず。

一人称…俺
二人称…お前

…経歴…
6歳/母親から虐待を受け、病院送りになる
10歳/精神病棟に転院
16歳/退院。以降南区にて賭博で生活
20歳/浜千鳥ができる


▼恋人
灰鷹さん宅⇒碧翠園君
「寄るな糞白髪!死ね!ぶっ殺すぞ……っ喜ぶな馬鹿!///」
「なぁ、お前には俺しか必要ないだろ?どこにも行くな。触れる所に居ろ。碧、ぉ…俺には、俺にはお前だけなんだよ。碧だけなんだよ…だからっ」
世界は俺を中心に回っている利己主義のカタマリみたいな百鬼ですから、普段は甘えてくる碧翠園君に冷たい態度を取ったり、暴力を振るったりしてます。碧翠園君にできた痣や傷を見ると内心凄く幸せな気持ちになるらしいです。碧翠園君がくれたマカロンの味が忘れられず、持ってきてくれるたび一箱独り占め。
どもちょっと本気になった碧翠園君にかかれば百鬼なんてあっという間にやられ放題。
口や態度で愛情を示さないのは、言わなくても碧翠園君なら自分の事をきちんとわかってくれてると思っているから。典型的なツンデレですが「碧を独り占めしたいから邪魔な人間全員殺す」とか、実行しちゃう可能性も秘めたヤンデレちゃんでもあります。

42/58ページ