裏街

札木 亜金
(ふだき あこん)/♂
19歳 178㎝
「あこんが居てくれるなら、きっとぼく大丈夫だよ。だってあこんはぼくから離れていかないもの。ずっと一緒でしょ?ねぇ、そうでしょ?」
「死ぬまで夢から醒めなくていい。現実はお前にとって一番必要の無いモノ。ずっと夢の中で生きれば、それはいつかお前にとっての現実になる」





ドンカラス
遠い所から来た子。
トカゲキスと同じ孤児院に住んでいて、院が潰れ幼くして天涯孤独になり、孤独のあまりその過程でもうひとりの人格を手にする事に。
気弱で大人しくあまり自己主張しない性格の亜金だが、一度傷ついたり不安な気持ちで心や頭がいっぱいになると、もう一人の自分が体から出てきて亜金自身を守る。亜金は相手を『あこん』、あこんは相手のことを『亜金』と呼び区別している。
あこんは、亜金を守り傷つけさせないよう他人を徹底的に攻撃して排除、亜金もあこんに頼り完全に依存しているので、お互いが無くなると精神崩壊を起こす。
あこんは本物とは真逆の性格で、男らしくサバサバ、口より先に手が出るうえ面倒くさがりで欲求に忠実。
孤児院が無くなり、働き口も無く空腹で倒れていた所をライダウンに拾われ、今はエルセクレートで雑用をしている。精神的異常者なので一人にすると危ない。明るい場所や人の多い場所が嫌い。
亜金とあこんは肉体的にふたつに分裂できるので、体の関係等はある。あこんは亜金に対して非常に過保護気味。

一人称…ぼく、俺
二人称…きみ、お前
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