裏街

カレント・エリオット/♀
38歳 171㎝
「ライダとジェンヌめ…またややこしい仕事を我々に押しつけてきたな。まったく年中遊びほうけて生きているあいつらが私には信じられんよ」
「おいトカゲキス、お前はどうしてすぐそういう考えに走るんだ?役職の功績はともあれ、お前と話していると心底疲れるぞ…」




キュレム
北区警視団長官を務め、実質北区を一人で管理している女性。楽園への入区許可等の管理も全て彼女が指揮している。
楽園生まれの貴族の娘だが、家族全員が転生支持者でニニに盲信的だった為、それが嫌で家族と縁まで切り北区に就職した、いわゆる楽園コンプレックス。
気高く強く美しく、頭も良くて正義感あふれる性格からか、北区や楽園に住む住人から絶大な支持を得ており、彼女もその期待に応えれるよう毎日職務に励む。東西を率いるライダウンとパリジェンヌとは犬猿の仲。秩序を守らない者には鬼のように厳しい
部下をとても大切にしていて、名前も顔も完璧に覚えているが、影で徹夜しながら暗記していたというなかなかの努力家。『善良な市民は生まれた場所や環境で差別されるべきではない』がモットー。
トカゲキスが夕霧の婚約者を殺した事は知っていて、よくない理由で警団に居座っている事が許せない。
弱い自分が嫌で、誰より強くあろうと躍起になればなるだけ、弱い部分が露呈していく事実に対し目を背けがちだが、トカゲキスと接するとそれを痛感させられるため辛い。

一人称…私
二人称…お前


…経歴…
18歳/生家である楽園を出て、北区に移住
19歳/北区警視団に入団
27歳/北区警視団長官に任命
29歳/トカゲキスが部下になる

▼恋人
黒猫さん宅⇒ガンウルク君
「私はウルクの優しさと強さに憧れているよ。ほら笑って、ウルクは私にない強さを持っているんだから」
「私はウルクを知りたい。ウルクの痛みも苦しみも全て知って、一緒に泣きたい…でもお前はいつも心のどこかで私を拒む…一体どうすればいいんだ…」
似ているようで正反対のふたり。お互いがお互いに足りないなにかを持っていて、でも不器用だからただ憧れるばかりで、一歩踏み出すことすらなかなかできずにいます。
心の底でなにか自分には到底理解できないような苦しみを抱き続けているウルク君に対して、なるべく明るく接しようとしますがやはり気になってしまうようです。自分を見て苦しそうな顔になるウルク君をどうにかして助けたいと悩みますが、なにもできない自分にイライラ。
でもいつかお互い理解しあって、痛みも苦しみも嬉しい気持ちも共有して生きていきたいなと思っています。
7/58ページ