別世界

どるちぇ・フィチーノ/♀
???歳 160㎝
「僕は、生まれた時からこの国の道具。使われるだけマシさ」
「皆、本物の姫が目覚めたんだぞ?喜ぶべきだ。たとえ僕達の存在意義がなくなるとしても」




フィオネ
遠い所から来た子
海の国の姫であるりっぷが眠っていた間、彼女のかわりに海の国を治めていた、言うなれば『もう一人の姫』。
元より先天的な不老不死を買われ、国から突如白羽の矢をたてられたただの幼い町娘だった。その際娘を奪われる事に抵抗した両親は殺されてしまい、彼女は城で「次期統治者となるみなしご」として育てられたが、りっぷが目覚めたのを期に手の平を返した大臣達から国を追われ、海の国の隣にある泉へ幽閉されてしまった。
この事実を何も知らされていない「純粋なりっぷ姫」が関わってはいけない、命の危険すらある裏の政治等は、今でも彼女がやらされている。
彼女自身は、りっぷという国の光を守る為なら、陰で自分を犠牲にするのは当たり前で、仕方のない事と思っている自己犠牲の持ち主。どうしてシトロエン達が自分を好いているのかわからない。
何でも穏便に解決しようとするけれど、『口で駄目なら実力行使』。感情を表に出さない。

一人称…僕
二人称…君
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