第三都市

ソレムニス・ハグマイヤー/♂
174㎝ 35歳
「……これにも毒がはいっている。こんなもの、廃棄だ」
「私はロード家に仕えているわけではありません。エストレーラお嬢様というひとりの人間に仕えているのです。勘違いのないよう」




ムーランド。
遠くから来た子。エストレーラの母方の家に代々仕えてきた毒味役。見た目はかなり若いが、エストレーラが生まれたときから彼女の側で彼女を守ってきた。顔には出さないものの、常に彼女を心配し、憂う姿を見ては胸を痛める。
ロード家の使用人として唯一エストレーラの肩をもっているため、周囲から酷い扱いをうけているが、エストレーラの心中を思えば全然我慢できる。自分の命よりエストレーラの方が何倍も大事。
使用人と主人の間での恋愛事は禁止なので、彼女に対する幼い頃からの想いは秘めているものの、時折理性も危うくなる。
毒味役としての腕はぴか一で、大抵の毒は知識と自分で調合した解毒剤でどうにでもできてしまうが、長年服毒し続けたためか、たまに吐血したり咳がとまらなくなることも。何に対しても真面目

一人称…私
二人称…あなた
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