第一都市

荒瀧 青
(あらたき せい)/♂
19歳 172㎝
「やだ、まだ臭いがする…どうして?もう、ほんとうにこの臭いヤダ…気持ち悪い…」ジャブジャブ
「何度来ても同じだよ、甘三。さっさと帰れ。もう僕はあそこには戻らない」




エンペルト
昔から第1都市ではばをきかせていた極道『荒瀧組(あらたきぐみ)』の若頭。十五歳位までは組を継ぐつもりだったため、背中には入れ墨がある。
第2都市の領土を手にするため行った、ギアーツ達『東流会(とうりゅうかい)』との抗争で、今まで知らなかった荒瀧組の卑劣さを目の当たりにし、組から逃げ出した。
その後ふわめの経営するアパート『もみじ』の世話になり、今は組員に見つからないようひっそり生活している。
しかし荒瀧組の構成員である甘三(かんぞう)に所在を知られ、たびたび組へと引き戻されそうになるが、腕っ節はあるため、暴力で以て追い返す。卑劣な暴力や荒々しい人間を嫌うが、結局甘三を追い払うため、組員と同じように暴力でしか物事を解決できない自分が憎い。
激怒したり悲しんだりは滅多にせず、たいていにこにこ笑顔。しかしどこか近寄り難い雰囲気を醸し出す。心の中では他人を絶対に信用しないため、共感を含むような発言には、辛辣なセリフを吐いてしまうことも。
血の臭いに敏感で、いくら洗っても綺麗にならない錯覚におちいり、頻繁に入浴を繰り返す。

一人称…僕
二人称…君、お前

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