One Day
【side Lycoris】
やっと帰って来れた。
つい洋菓子店で沢山、お菓子を買っちゃった( ^ω^ )
「お帰りなさいませ。リコリス様」
「ただいま。準備は出来てる?」
「はい。準備は整えてあります。ハルクさんがサロンで支度しておりますので」
「ありがとう。着替えたら、すぐ行くわ。クロッカス。こっちはあなた達の分。皆で食べてね」
「わかりました。ありがとうございます。皆喜びます」
使用人の皆の分のお菓子をクロッカスに渡す。きっと持って行ってくれるはずだわ。私はこれからアリスとのラブラブティータイムよ!あー、早く可愛いアリスとおしゃべりしたいわ。
その前に制服を着替えるために、部屋に戻った。すばやく着替えて、サロンへ向かう。手には私とアリス、はあくんの分のお菓子、後輩からもらったお土産を持って。
サロンに来ると、はあくんの姿しかない。いないわ。おかしいわね(・д・ = ・д・)
「はあくん。アリスは?」
「それがいねェんだよ。昼飯の時はいたんだけど、その後からずっと姿が見えねェ…」
「ええっΣ(Д゚;/)/私はアリスとのラブラブティータイムを励みにしながら、やっとの思いで学園から帰って来たのに!」
「アガットに聞いてみたけど、部屋には戻ってねェって」
「事件よ!アリスがいないってことは誘拐されてしまったのよ。こうしてはいられない。アリス!」
私はサロンを出て、アリスを探しに行こうとしたが、はあくんに止められた。
「誘拐はねェ。外に出てはないのは、確認が取れてる。屋敷内にいるはずだ」
「でも、誰もアリスを見てないんでしょう…」
私とはあくんが廊下に出て、話していると、不意に声をかけられた。
「お二人共、どうかしたんですか?」
「リク。それが……っ!?」
「リクさん……あ!?」
私とはあくんが同時にリクさんを見ると、その背中に探していたアリスがいたけど、幸せそうに眠っていた。
「アリス!!」
「寝てる。リク。コイツ、どこにいた?」
「インカローズさんの書斎です。調べものがあって行ったら、アリスさんがソファーで寝ていて。きっと本を読んで、寝てしまったんでしょう」
「そりゃ見つからねェわけだ」
「ずっとお父さんの書斎にいたのね。良かった…」
うふふ。もう寝顔までも可愛らしいわ。見てるこっちまで幸せになれるわね(*/∀\*)ついニヤニヤしながら、アリスを見てしまう。隣にいるはあくんの視線は痛かったけど。
「このままアリスさんを部屋に運ぼうと思うんですが」
「ええ。リクさん、お願いします。部屋にはアガットもいると思いますので」
「わかりました」
リクさんがアリスをおんぶしながら、去って行く。それを見送り、私はサロンに戻った。はあくんが用意してくれた紅茶を飲みながら、私は呟く。
「リクさんが羨ましいわ。私も男だったら、アリスを軽々と運べたのよね」
「変なことで張り合うなよ」
「だって、力があれば、アリスを運べるのよ!これから身体を鍛えようかしら?そしたら、いつかは…(`・∀・´)」
「止めろ。お前がムキムキになったら、泣く人が大勢出るから!」
「えー。力はつけたいのよ!アリスを守るなら、力が必要でしょ。そうと決まれば、知り合いの人に早速頼んで…」
「絶対止めろ!てか、アリスが嫌がるぞ!いいのか!?」
アリスが嫌がる?それは嫌だわ。アリスには嫌われたくないものね。
「わかったわ」
私が素直に頷いたら、はあくんがホッとしているのがわかった。
こうなったら、別の方法で探さなくちゃね。
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やっと帰って来れた。
つい洋菓子店で沢山、お菓子を買っちゃった( ^ω^ )
「お帰りなさいませ。リコリス様」
「ただいま。準備は出来てる?」
「はい。準備は整えてあります。ハルクさんがサロンで支度しておりますので」
「ありがとう。着替えたら、すぐ行くわ。クロッカス。こっちはあなた達の分。皆で食べてね」
「わかりました。ありがとうございます。皆喜びます」
使用人の皆の分のお菓子をクロッカスに渡す。きっと持って行ってくれるはずだわ。私はこれからアリスとのラブラブティータイムよ!あー、早く可愛いアリスとおしゃべりしたいわ。
その前に制服を着替えるために、部屋に戻った。すばやく着替えて、サロンへ向かう。手には私とアリス、はあくんの分のお菓子、後輩からもらったお土産を持って。
サロンに来ると、はあくんの姿しかない。いないわ。おかしいわね(・д・ = ・д・)
「はあくん。アリスは?」
「それがいねェんだよ。昼飯の時はいたんだけど、その後からずっと姿が見えねェ…」
「ええっΣ(Д゚;/)/私はアリスとのラブラブティータイムを励みにしながら、やっとの思いで学園から帰って来たのに!」
「アガットに聞いてみたけど、部屋には戻ってねェって」
「事件よ!アリスがいないってことは誘拐されてしまったのよ。こうしてはいられない。アリス!」
私はサロンを出て、アリスを探しに行こうとしたが、はあくんに止められた。
「誘拐はねェ。外に出てはないのは、確認が取れてる。屋敷内にいるはずだ」
「でも、誰もアリスを見てないんでしょう…」
私とはあくんが廊下に出て、話していると、不意に声をかけられた。
「お二人共、どうかしたんですか?」
「リク。それが……っ!?」
「リクさん……あ!?」
私とはあくんが同時にリクさんを見ると、その背中に探していたアリスがいたけど、幸せそうに眠っていた。
「アリス!!」
「寝てる。リク。コイツ、どこにいた?」
「インカローズさんの書斎です。調べものがあって行ったら、アリスさんがソファーで寝ていて。きっと本を読んで、寝てしまったんでしょう」
「そりゃ見つからねェわけだ」
「ずっとお父さんの書斎にいたのね。良かった…」
うふふ。もう寝顔までも可愛らしいわ。見てるこっちまで幸せになれるわね(*/∀\*)ついニヤニヤしながら、アリスを見てしまう。隣にいるはあくんの視線は痛かったけど。
「このままアリスさんを部屋に運ぼうと思うんですが」
「ええ。リクさん、お願いします。部屋にはアガットもいると思いますので」
「わかりました」
リクさんがアリスをおんぶしながら、去って行く。それを見送り、私はサロンに戻った。はあくんが用意してくれた紅茶を飲みながら、私は呟く。
「リクさんが羨ましいわ。私も男だったら、アリスを軽々と運べたのよね」
「変なことで張り合うなよ」
「だって、力があれば、アリスを運べるのよ!これから身体を鍛えようかしら?そしたら、いつかは…(`・∀・´)」
「止めろ。お前がムキムキになったら、泣く人が大勢出るから!」
「えー。力はつけたいのよ!アリスを守るなら、力が必要でしょ。そうと決まれば、知り合いの人に早速頼んで…」
「絶対止めろ!てか、アリスが嫌がるぞ!いいのか!?」
アリスが嫌がる?それは嫌だわ。アリスには嫌われたくないものね。
「わかったわ」
私が素直に頷いたら、はあくんがホッとしているのがわかった。
こうなったら、別の方法で探さなくちゃね。
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