Maid Day
「つまんねーの!うちは変に頭が固いやつばっか。これならカメリアとか関係ある女達に頼めば良かったな」
「ま、彼女なら着こなすかもしれないね」
「だけど、カメリアのやつ、今日は他校にいる男達と遊ぶからって断られたんだよなー」
あの人、他校に通う男の子達共、遊んでるの!?すごいわね…。真似、出来ない。したくもないけど。
それから私達は、それぞれに別れた。
アンバーさんはスマルトに頼まれて、本館の三階の掃除へ一緒に向かい、カルロ様とお坊っちゃまも自分の部屋に戻った。私もまだ部屋の掃除の途中だし。
なお、ライ様は、運悪く執事長に見つかり、オーキッドと共に連れて行かれた。きっと数時間はお説教タイムだろう。この際だから、メイドの日だからとメイドにメイド服を着せるのも辞めさせて欲しいところだけどね。
【END】