School Trip (中)
……………
…………
………
……
…
「……終わったー!」
レポートを終わらせ、オレは腕を伸ばす。
後は旅行が終わってから、提出すればいいだけだ。シャワーだけ浴びてくるかなと考えながら、時計を見ると、21時半を過ぎていた。
やべっ。昨日より時間がかかってる!
22時に就寝だし。時間過ぎてから、電話はするのはアイツが嫌がるしな。アリスは変に真面目だから。少しでもいい。かけよう!
慌てて携帯を掴み、昨日教えてもらった電話番号にかける。
しかし、アリスは出ない。一度切り、かけ直すも出なかった。番号、間違えた?いや、誰も出ないから判断は出来ねェ。
一旦、アガットの携帯にかけてみることにした。
『あれ?お坊っちゃま。アリスさんと電話するんじゃないんですか?』
「レポート書いてたら、遅くなって、今アリスにかけたんだけど、出ねェんだよ」
『そうなんですか?……ああ、もしかしたら、お風呂に行ってるんじゃないですか。だから、出ないのかもしれないですよ』
「風呂?」
『アンバーから聞いたんですが、今日、アリスさん達女性陣と一般執事達は、遅くまで別邸の片付けにかかっていたみたいですよ。だから、電話に出られなかったのかもしれません。明日、俺からアリスさんに伝えておきますよ』
「わかった。それなら仕方ねェよな。でも、この後、もう一度だけアリスにかけてみる」
『それがいいですね』
アガットとの電話を切って、もう一度アリスにかけてみたが、やはりアリスは電話に出なかった。
仕方ねェ。明日またかけるか。
顔が見られないなら、せめて声だけでも聞きたかったんだけどな。
【to be continued】
…………
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「……終わったー!」
レポートを終わらせ、オレは腕を伸ばす。
後は旅行が終わってから、提出すればいいだけだ。シャワーだけ浴びてくるかなと考えながら、時計を見ると、21時半を過ぎていた。
やべっ。昨日より時間がかかってる!
22時に就寝だし。時間過ぎてから、電話はするのはアイツが嫌がるしな。アリスは変に真面目だから。少しでもいい。かけよう!
慌てて携帯を掴み、昨日教えてもらった電話番号にかける。
しかし、アリスは出ない。一度切り、かけ直すも出なかった。番号、間違えた?いや、誰も出ないから判断は出来ねェ。
一旦、アガットの携帯にかけてみることにした。
『あれ?お坊っちゃま。アリスさんと電話するんじゃないんですか?』
「レポート書いてたら、遅くなって、今アリスにかけたんだけど、出ねェんだよ」
『そうなんですか?……ああ、もしかしたら、お風呂に行ってるんじゃないですか。だから、出ないのかもしれないですよ』
「風呂?」
『アンバーから聞いたんですが、今日、アリスさん達女性陣と一般執事達は、遅くまで別邸の片付けにかかっていたみたいですよ。だから、電話に出られなかったのかもしれません。明日、俺からアリスさんに伝えておきますよ』
「わかった。それなら仕方ねェよな。でも、この後、もう一度だけアリスにかけてみる」
『それがいいですね』
アガットとの電話を切って、もう一度アリスにかけてみたが、やはりアリスは電話に出なかった。
仕方ねェ。明日またかけるか。
顔が見られないなら、せめて声だけでも聞きたかったんだけどな。
【to be continued】