小ネタ集12
❰バスタイム❱
その夜。
アリスは仕事を終えて、仲の良い二人と共に駅近くにあるスパに来ていた。平日の夜のせいか、スパは珍しく人が少なく、貸し切りに近い状態だった。そこで昼間の話をするアリス。
ア「メア様に胸を触られて。しかも、揉まれてるところをお坊っちゃまに見られたのよ」
ベ「え?メア様、気でも触れた??」
ア「違うよ。メア様、私達のことを見ていたのは、自分の胸がないのを気にしてたからみたい。ここのメイドは胸がある人が多いって言ってたし」
ベ「ああ、そういうことね。てか、メア様も胸があるあんたに言われたら、イヤミよね」
ア「私、普通だよ!」
ベ「あんたの胸のどこが普通なのよ!大きいでしょ!」
ア「ベゴニアに比べたら、小さいし!」
ベ「あんたも同じくらいあるわよ!」
ア「そんなことない!」
ス「私からしたら、二人共大きいわよ?」
ベ「スマルトは普通でしょ。でも、形がキレイなのよね…」
ア「確かに!キレイ。いいな…」
ス「ありがとう。でも、メイドの中で胸が大きい人って誰なの?」
ベ「うーん、ジョーヌ、チグサ、エクルとかも結構あるわね」
ア「エクルはこないだ一緒にプールに行った時、スタイル良くて、かっこよかった!」
ベ「あとはテラコッタとか。あの娘も意外にある」
ス「そう言われると…。前にお風呂で会ったことあるけど、大きかったわ。本人はちょっと気にしてるみたいだったわね」
ア「そうなの?すごい自信ありそうに見えるけど」
ベ「あの娘、あんたにはライバル意識を燃やしてるからね」
ア「え、何で…」
ス「それはカルロ様が原因でしょ?あの人がメイドで一番声をかけるのはアリスだもの」
ア「ええ!?そんなことは…」
ベ「あるでしょ!」
ス「あるわね。あの人、自分に興味ない人に結構話しかけるわよ。私にもたまに話しかけてくるわ。アリスほどじゃないけど」
ベ「スマルトはアンバーの妹だからもあるんじゃない?」
ス「確かに話は兄さんのことばかりだわ。カルロ様、兄さんを気に入ってるみたいだし」
ベ「あの二人、同い年だしね」
ア「そうなの!?知らなかった…」
ス「あとアガットさんやセージさんも同じよ」
ベ「その中でカルロ様が一番誕生日が遅いのよね。意外にも…」
ア「意外だ…」
ス「そういえば、聞いた?ライ様がうちの執事達とメイドの胸の大きさをランキングして書いてたって話」
ベ「ええ、ご丁寧にバストサイズまで書いてあったらしいわよ。しかも、当たってるのよ!」
ア「え、知らない。そんなことをしてたの?ライ様。ん?だから、あちこち掃除してたのか…」
ベ「そうよ!しかも、ライ様、あの紙を兄弟全員に見せたらしいわよ!最悪!」
ス「最悪ね」
ア「え?じゃあ、私のサイズも…」
ベ「そう。兄弟全員に知られてるわ。ちなみにあんたは4位よ。アリス」
ア「ええっ!?私、4位!?あれ、ベゴニアは?」
ス「ベゴニアは3位よ。さっき話に出たジョーヌは1位、チグサが2位、エルクは5位。テラコッタは7位ね。私は下から数えた方が早かったわね」
ア「嘘でしょ…」
お風呂にいるのに真っ青になるアリス。
ベ「今更青くなっても遅いわよ。それにそんなのすぐ忘れるわよ」
ア「覚えてたら!?」
ス「すぐは無理だけど、いずれは忘れるわよ。でも、ハルク様はアリスのは覚えてそうよね…」
ベ「ハルク様はあんたしか興味ないし」
ア「何とか忘れさせる方法は!?」
ベ「興味あることに目が行けば、忘れるんじゃない?」
ア「興味あること、か…」
アリスが忘れさせるために取った方法は───
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その夜。
アリスは仕事を終えて、仲の良い二人と共に駅近くにあるスパに来ていた。平日の夜のせいか、スパは珍しく人が少なく、貸し切りに近い状態だった。そこで昼間の話をするアリス。
ア「メア様に胸を触られて。しかも、揉まれてるところをお坊っちゃまに見られたのよ」
ベ「え?メア様、気でも触れた??」
ア「違うよ。メア様、私達のことを見ていたのは、自分の胸がないのを気にしてたからみたい。ここのメイドは胸がある人が多いって言ってたし」
ベ「ああ、そういうことね。てか、メア様も胸があるあんたに言われたら、イヤミよね」
ア「私、普通だよ!」
ベ「あんたの胸のどこが普通なのよ!大きいでしょ!」
ア「ベゴニアに比べたら、小さいし!」
ベ「あんたも同じくらいあるわよ!」
ア「そんなことない!」
ス「私からしたら、二人共大きいわよ?」
ベ「スマルトは普通でしょ。でも、形がキレイなのよね…」
ア「確かに!キレイ。いいな…」
ス「ありがとう。でも、メイドの中で胸が大きい人って誰なの?」
ベ「うーん、ジョーヌ、チグサ、エクルとかも結構あるわね」
ア「エクルはこないだ一緒にプールに行った時、スタイル良くて、かっこよかった!」
ベ「あとはテラコッタとか。あの娘も意外にある」
ス「そう言われると…。前にお風呂で会ったことあるけど、大きかったわ。本人はちょっと気にしてるみたいだったわね」
ア「そうなの?すごい自信ありそうに見えるけど」
ベ「あの娘、あんたにはライバル意識を燃やしてるからね」
ア「え、何で…」
ス「それはカルロ様が原因でしょ?あの人がメイドで一番声をかけるのはアリスだもの」
ア「ええ!?そんなことは…」
ベ「あるでしょ!」
ス「あるわね。あの人、自分に興味ない人に結構話しかけるわよ。私にもたまに話しかけてくるわ。アリスほどじゃないけど」
ベ「スマルトはアンバーの妹だからもあるんじゃない?」
ス「確かに話は兄さんのことばかりだわ。カルロ様、兄さんを気に入ってるみたいだし」
ベ「あの二人、同い年だしね」
ア「そうなの!?知らなかった…」
ス「あとアガットさんやセージさんも同じよ」
ベ「その中でカルロ様が一番誕生日が遅いのよね。意外にも…」
ア「意外だ…」
ス「そういえば、聞いた?ライ様がうちの執事達とメイドの胸の大きさをランキングして書いてたって話」
ベ「ええ、ご丁寧にバストサイズまで書いてあったらしいわよ。しかも、当たってるのよ!」
ア「え、知らない。そんなことをしてたの?ライ様。ん?だから、あちこち掃除してたのか…」
ベ「そうよ!しかも、ライ様、あの紙を兄弟全員に見せたらしいわよ!最悪!」
ス「最悪ね」
ア「え?じゃあ、私のサイズも…」
ベ「そう。兄弟全員に知られてるわ。ちなみにあんたは4位よ。アリス」
ア「ええっ!?私、4位!?あれ、ベゴニアは?」
ス「ベゴニアは3位よ。さっき話に出たジョーヌは1位、チグサが2位、エルクは5位。テラコッタは7位ね。私は下から数えた方が早かったわね」
ア「嘘でしょ…」
お風呂にいるのに真っ青になるアリス。
ベ「今更青くなっても遅いわよ。それにそんなのすぐ忘れるわよ」
ア「覚えてたら!?」
ス「すぐは無理だけど、いずれは忘れるわよ。でも、ハルク様はアリスのは覚えてそうよね…」
ベ「ハルク様はあんたしか興味ないし」
ア「何とか忘れさせる方法は!?」
ベ「興味あることに目が行けば、忘れるんじゃない?」
ア「興味あること、か…」
アリスが忘れさせるために取った方法は───
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