You are in the world knowing




「アリス~! 菓子作って」


猫なで声でタスクさんが言った。


「そんな急に言われても……」


今は夜の10時過ぎ。
そして、材料は何一つとない。


「心配はいらないよん。ホレ!」


ドサッと、タスクさんはお菓子を作れるだけの材料をテーブルの上に出した。










〈You are in the world knowing〉











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