Doll 26-Missing




古い洋館、響く機械音。


「さて。久しくなるが……始めるか」


そう言うと、Arice・Dollは何かを取り出した──

雷が一瞬、室内を照らす。
室内は──ヒトのパーツらしきものが部屋中に散らばっていた。


「フフフ……ははッ! ふははははァ!!!」


Arice・Dollの笑い声が響き渡る──



各々(それぞれ)に傷を抱え……静かに夜が明けていく──






Doll 26-Missing....END....
22/22ページ
スキ