Doll 26-Missing





「──3分、ピッタリだ」
「クロノ。僕はどうすればいい?」
「犬になれ」
「…………あぁ、そう言うことか」


セツナは一瞬、微笑むと服を全て脱ぎ捨てた。
そして、ラセンを抱き締め目を閉じ……全意識を集中させる──


「……分かってんじゃんか、セツナ」


淡い光がセツナとラセンを優しく包み込む。




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