Doll 22-Shadow




「Arice・Doll、大変ですわ」
「何事だ、エリーゼ」
「Glassがどこにも……」
「……タスクだな……」
「取り返しに参りましょうか?」
「その必要はない。あいつは裏切れない」


Arice・Dollは低く呟くと薄ら笑いを浮かべた。


「そう……だったわね」


そう言って、エリーゼもまた微笑む。


「精々、楽しませてくれよな」



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