Doll 10-Sweet fruit be violated in an evil design
同時刻──
「ダルク、お腹は空かないカイ?」
「だぁう」
「ソウカ、ならコレを食べるんだ」
暗闇の中、淡く光るモノ……
ダルクはそれを飲み込む。
「美味シイ?」
「だぁう」
ダルクは満足そうに笑う。
「Arice・Doll」
「何だ、お前カ……見付けたのか?」
「まだ……」
「のんびりしていてイイのか?」
「分かってる」
「期待してるんだから、頼むヨ」
そう言うと、リク……Arice・Dollは眼鏡を外し落とす。
パリン、眼鏡は音を立てて壊れた。
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