Doll 10-Sweet fruit be violated in an evil design




「う……」


息苦しさに目を覚ます。
体は動かない、金縛り──?


「アリス、おはよう」
「リンネ……」


リンネが私の上に乗っていた。
彼女の手は私の首に添えられている。


「弱らせないと入りこめないの」
「なに……するつもり?」
「さあね……」


暗闇のせい?
リンネを恐ろしく感じる──


「おやすみ、アリス……」


彼女の声と共に時計の秒針が脳に響く。
時計がぐるぐると回って──



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