妄想吐き出し場
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主人公は陰陽師。の息子。
素質はあるけど実力はないひよっこ助手的立ち位置で師匠(父親)のあとを転びながら付いて行くヘタレどじ野郎。
ある日とーちゃんが仕事行くよーっていつも通り言うからはいよーって付いて行ったら途中でいつも通り転んでとーちゃんとはぐれて転がって迷子に。
『歩いていればいつかとーちゃん見つかるかも』←迷子の典型的な考え方で更に迷子。
その場でじっとしとけないタイプの主人公。詰んだ。
と思ってたら通りすがりの貴公子ことべーやん登場。
あぁ、人間が迷い込んだか。なんて冷静に判断べーやん。
とりあえず怪我ないか声かけたら主人公発狂。
じゃなくて誰かに出会えたことに感動して絶叫。
「ちょ、落ち着きなさい」
『無理です!!あ!貴方のお名前は!?』
「ベルゼブブ優一ですが」
『さんきゅーゆういちぃいぃいいい!!!!!』
いやっほう。
ハイテンションな主人公に正直ドン引くべーやん。
いつもならオモチャにする人間だけどこいつはヤバイ気がする。
まじで関わりたくない。人間界に帰ってください。
しかしべーやんの願いとは裏腹に、調子乗った主人公は暴走。
やっべーこれ趣味悪くね!?何この木ー!!
とかなんとかそこらの木とか虫とか見つけて騒ぎ倒す主人公。
どんどん奥地へ突き進んで行っちゃって迷子が最早旅人に。
で、流石にやべーって気付く主人公。
『とーちゃんに殺される…』
この世の終わりみたいな絶望感。
やっとか。そして理由そこか。べーやん心の中だけで突っ込んだ。
んでまぁとりあえず帰りましょうか。そうしましょう。
ってノリで帰ることになるけどぶっちゃけ帰り道なんか分かる筈なくて迷子に。
いやずっと迷子だけども。
で適当に歩きながら道中主人公の身の上話聞かされるべーやん。まじ興味ナイ。
『僕って陰陽師継ぐんだけどホントはエクソシストになりたくてー』
多分そっちのが向いてるんだよねー。
「絶対向いてない。」べーやんこればっかりは声に出して突っ込んだ。
とまぁ色々話しながら歩いてたらいつの間にか人間界に。
『あ、ここ僕んちの裏庭じゃん』まじか。
まぁ無事着いたなら良いか。って胸なで下ろすべーやん。
『ゆーいち!また遊ぼーね!!』
「嫌です。二度と会いたくありません。」
『えー?僕は会いたい!僕、ゆーいち好きだよ!』
なんて素直なんだ主人公。感動した。管理人が。
そして胸きゅんした奴は他にもいた。べーやんだ。
どこまでも直球ぼけぼけ野郎の主人公に思わずときめいちゃったベルゼブブ優一931世。
ま、まあ、別に、会いたくないことはないし…
べーやんさっきと言ってること違う。
んで、じゃーね!って別れて数年後芥辺探偵事務所で再会。
「!!?」
『何このペンギン。超かわいぃぃいいひぃい!!!』
ですよね。
で、気付かない主人公とどきまきするべーやん。
にやつくアザゼルにどーでもいい芥辺さん。
さくまちゃんはさくまちゃん。
そんな話。