冬!
るくら「おはよう。寒いねー」
みぺり「おはよーん。雪だるまみたいだね」
「寒くて寒くて、このくらい厚着しないと凍っちゃうよ……」
「わたしの格好、これだけだよ」
「あ、あり得ない……。体冷えるよ。それか氷像になるよ。雪の中から発掘されちゃうよ」
「ないって! そんな着込んで、ずっと外にいるつもりなの?」
「そう……なるかもしれない」
「予定は未定ってやつかな。どこ行くの? 南極?」
「そうだよ」
「マジ!?」
「普通にその辺を徘徊するだけだよ……」
「そんなに寒いの苦手なのによく外に出るね。家でぬくぬくしてればいいのに」
「それでも行かねばならぬ時があるんだよね……」
「ふーん? どうしても行かないといけない徘徊って? 気になるなあ。全然分からないや」
「興味を持たないほうが身のためだよ――」
「それだけ危ないことをしてるってこと!? 死体でも埋めるの!?」
「そうだよ」
「え、マジで?」
「普通に仕事、のようなものの一環で……ちょっとね。――死体は埋めないよ」
「なーんだ」
「そんなに治安悪い分野じゃないよ。安全安全。ただ寒いだけ……」
「やっぱり気になるなあ〜、着いてっていい?」
「………………どっかに行くところじゃないの?」
「気分転換に外出てみただけだから、なんもないよ」
「……じゃ、ちょっとならいいよ」
「わーい」
「出発〜」
「あ。ゴミが散乱してるので片付けてくるね〜」
「おお、わたしもやるよ。……」
「…………大体こんなものかな?」
「え、早っ」
「あの人スマホ忘れてる。――すみませーん」
「すごい瞬発力」
「酔っ払いが寝てる。通報通報〜」
「わ、この寒空で……」
「暗くなってきたしそろそろ終わりにしよう。――ずっと外にいたし、しかも一日付き合わせちゃったね」
「言い出したのわたしだし、気にしないで。ボランティアみたいで楽しかったー!」
「これ、今日手伝ってくれたお礼」
「お、ありがとう。うお、めっちゃ入ってる」
「じゃね! 気をつけて帰って! ――っくしょん!」
「うん! くしゃみしてて草。――結局、なんの仕事なのか分からなかったな。……わたしの周りって謎の職業の人、多くない?」
みぺり「おはよーん。雪だるまみたいだね」
「寒くて寒くて、このくらい厚着しないと凍っちゃうよ……」
「わたしの格好、これだけだよ」
「あ、あり得ない……。体冷えるよ。それか氷像になるよ。雪の中から発掘されちゃうよ」
「ないって! そんな着込んで、ずっと外にいるつもりなの?」
「そう……なるかもしれない」
「予定は未定ってやつかな。どこ行くの? 南極?」
「そうだよ」
「マジ!?」
「普通にその辺を徘徊するだけだよ……」
「そんなに寒いの苦手なのによく外に出るね。家でぬくぬくしてればいいのに」
「それでも行かねばならぬ時があるんだよね……」
「ふーん? どうしても行かないといけない徘徊って? 気になるなあ。全然分からないや」
「興味を持たないほうが身のためだよ――」
「それだけ危ないことをしてるってこと!? 死体でも埋めるの!?」
「そうだよ」
「え、マジで?」
「普通に仕事、のようなものの一環で……ちょっとね。――死体は埋めないよ」
「なーんだ」
「そんなに治安悪い分野じゃないよ。安全安全。ただ寒いだけ……」
「やっぱり気になるなあ〜、着いてっていい?」
「………………どっかに行くところじゃないの?」
「気分転換に外出てみただけだから、なんもないよ」
「……じゃ、ちょっとならいいよ」
「わーい」
「出発〜」
「あ。ゴミが散乱してるので片付けてくるね〜」
「おお、わたしもやるよ。……」
「…………大体こんなものかな?」
「え、早っ」
「あの人スマホ忘れてる。――すみませーん」
「すごい瞬発力」
「酔っ払いが寝てる。通報通報〜」
「わ、この寒空で……」
「暗くなってきたしそろそろ終わりにしよう。――ずっと外にいたし、しかも一日付き合わせちゃったね」
「言い出したのわたしだし、気にしないで。ボランティアみたいで楽しかったー!」
「これ、今日手伝ってくれたお礼」
「お、ありがとう。うお、めっちゃ入ってる」
「じゃね! 気をつけて帰って! ――っくしょん!」
「うん! くしゃみしてて草。――結局、なんの仕事なのか分からなかったな。……わたしの周りって謎の職業の人、多くない?」