番外編2 宮城旅行松島編
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室内にあるお風呂に入って、成実さんと交代
内線で喜多さんをお呼び出ししたら、ものの三分で喜多さんがやってきた
「お湯加減は如何でしたか?」
「丁度良かったです!
ついつい長湯しちゃいました」
「今日はお天気に恵まれたとはいえ、気温は三度でございましたものね
しっかり温まられたなら、ようございました」
しっかりとスキンケアを施され、ヘアケアまでバッチリ
髪を乾かしている間に成実さんもお風呂から上がってきた
どうやらドライヤーを探していたようだが、それは喜多さんの手の中にある
「申し訳ございません、成実様」
「いいよ、気にしないでくれ
夕華を綺麗にするのが最優先だ」
そういうことにしておこう
されるがままの私は、ただ微笑んでいることしかできない
いつも通りサラサラのツヤツヤになった髪を満足気に撫でて、喜多さんはお部屋を去っていった
「お夕飯って何時からでしたっけ」
「七時って言ってたぞ」
「あと三十分か……
成実さん、用意間に合いそうですか?」
「用意?
いや別に用意は……しねぇよ?
だって飯は部屋で食うし……」
……なんだって
お部屋で!?
つまり……ここまで持ってきてくれるってこと!?
「梵と食べたかったか?」
「あっ、えっと……」
「融通は効くし、小十郎に言ってみるか」
「ち、違います!
ここで、ここで食べたいです!」
「え?」
「食事会場に集まるのかなって思ってただけなので!
成実さんと二人が嫌とかじゃなくて、むしろ二人のほうが落ち着いて食べられ……」
成実さんがものすごいニヤケ顔を晒している
相変わらず私のことが好きすぎないか、この人
でもこの旅行中、成実さんと二人になれたのは、これが初めてだ
物足りなく思っていたのは私だけじゃなかったんだな
「可愛いこと言う口は塞いじまうぞ」
「絶対それだけで終わらな──」
言い終わる前に塞いできた
成実さんの唇がかさつかないようになったのは、いつからだっただろう
唇が切れると痛いからというのが理由だったみたいだけど、私に痛い思いをさせないようにというのが本当の理由なのは、察しているところでもある
成実さんらしいというかなんというか
座椅子にもたれかかったまま、成実さんとキスを繰り返す
あ、やばい、スイッチ入っちゃいそう
体温が上がっていくのを感じたところで、成実さんが離れた
「これ以上やると俺が危ねぇな……」
「……成実さんのえっち」
「男ってのはそういう生き物なんだよ」
「えぇ……?」
「好きな女が風呂上がりの浴衣で目の前に居たら、それはもう据え膳だろ」
「格好よくかっこ悪いこと言わないでください」
本人の目の前で据え膳とか言わない
私で据え膳になるかは別として
……成実さんにとってはそうなんだろうな
窓のロールスクリーンを下ろして、成実さんも座椅子に腰掛けた
「今日のお夕飯はなんでしょう?」
「とりあえず牡蠣は出るとして、あとは何だろうなぁ」
牡蠣が出てくるのは決まってるんだ、そりゃそうだろうな
なんだって松島なんだもん
「小十郎のことだし、お前の好き嫌いは把握してると思うぞ
食えねぇモンは出てこないから安心しろ
あたるとまずいから、牡蠣は火を通してるはずだし」
「そんなに好き嫌いはないつもりですけど……」
「アワビだサザエだって高級食材が苦手なくせに」
「食べ慣れてないだけです!」
ケラケラと笑った成実さんが顔を入口の方へ向ける
程なくして襖が開いて、中居さんと喜多さんがお食事を運んできた
テーブルに先付とお刺身に前菜、飲み物のビールと食前酒が並べられ、献立表が配られる
達筆すぎて読めないので、あとで成実さんに解読してもらおう
料理の説明を終えて二人が退室していったところで、私はスマートフォンでお料理をパシャリ
「とりあえず乾杯するか」
「はい」
ビールを成実さんがついでくれて、グラスを合わせる
シュワシュワとした炭酸が喉を通っていった
「あー美味しい」
「酒飲みになったなぁ、お前」
「私は適量を知ってますもん」
「梵と飲み比べした話は忘れろ」
苦笑いの成実さんがビールを飲み干す
私は先付からいただくことにした
「上品なお味だ」
「素材の味だよな」
「お刺身すごいことなってません?」
「すごいことなってるな」
とても綺麗なサシの入った大トロが、これまた分厚くカットされている
なんなら私のお皿にはまた鮭が多めに盛り付けられている始末だ
美味しかったけども、確かに鮭とサーモンは大好物だけども!
「お、牡蠣の炊き込みご飯あるってよ」
「炊き込みご飯にしちゃうんですか!?」
「いやぁ、これが意外と美味いんだよ」
「牡蠣フライとか焼き牡蠣とかかと……」
「生じゃなけりゃ食えるのか?」
「あたったら怖くて……」
成実さんは神妙な顔つきで頷いた
その反応は牡蠣であたったことがあると見たぞ
それでも食べるんだ、牡蠣
それだけ美味しいものなんだろうけど……生は怖い……!!
内線で喜多さんをお呼び出ししたら、ものの三分で喜多さんがやってきた
「お湯加減は如何でしたか?」
「丁度良かったです!
ついつい長湯しちゃいました」
「今日はお天気に恵まれたとはいえ、気温は三度でございましたものね
しっかり温まられたなら、ようございました」
しっかりとスキンケアを施され、ヘアケアまでバッチリ
髪を乾かしている間に成実さんもお風呂から上がってきた
どうやらドライヤーを探していたようだが、それは喜多さんの手の中にある
「申し訳ございません、成実様」
「いいよ、気にしないでくれ
夕華を綺麗にするのが最優先だ」
そういうことにしておこう
されるがままの私は、ただ微笑んでいることしかできない
いつも通りサラサラのツヤツヤになった髪を満足気に撫でて、喜多さんはお部屋を去っていった
「お夕飯って何時からでしたっけ」
「七時って言ってたぞ」
「あと三十分か……
成実さん、用意間に合いそうですか?」
「用意?
いや別に用意は……しねぇよ?
だって飯は部屋で食うし……」
……なんだって
お部屋で!?
つまり……ここまで持ってきてくれるってこと!?
「梵と食べたかったか?」
「あっ、えっと……」
「融通は効くし、小十郎に言ってみるか」
「ち、違います!
ここで、ここで食べたいです!」
「え?」
「食事会場に集まるのかなって思ってただけなので!
成実さんと二人が嫌とかじゃなくて、むしろ二人のほうが落ち着いて食べられ……」
成実さんがものすごいニヤケ顔を晒している
相変わらず私のことが好きすぎないか、この人
でもこの旅行中、成実さんと二人になれたのは、これが初めてだ
物足りなく思っていたのは私だけじゃなかったんだな
「可愛いこと言う口は塞いじまうぞ」
「絶対それだけで終わらな──」
言い終わる前に塞いできた
成実さんの唇がかさつかないようになったのは、いつからだっただろう
唇が切れると痛いからというのが理由だったみたいだけど、私に痛い思いをさせないようにというのが本当の理由なのは、察しているところでもある
成実さんらしいというかなんというか
座椅子にもたれかかったまま、成実さんとキスを繰り返す
あ、やばい、スイッチ入っちゃいそう
体温が上がっていくのを感じたところで、成実さんが離れた
「これ以上やると俺が危ねぇな……」
「……成実さんのえっち」
「男ってのはそういう生き物なんだよ」
「えぇ……?」
「好きな女が風呂上がりの浴衣で目の前に居たら、それはもう据え膳だろ」
「格好よくかっこ悪いこと言わないでください」
本人の目の前で据え膳とか言わない
私で据え膳になるかは別として
……成実さんにとってはそうなんだろうな
窓のロールスクリーンを下ろして、成実さんも座椅子に腰掛けた
「今日のお夕飯はなんでしょう?」
「とりあえず牡蠣は出るとして、あとは何だろうなぁ」
牡蠣が出てくるのは決まってるんだ、そりゃそうだろうな
なんだって松島なんだもん
「小十郎のことだし、お前の好き嫌いは把握してると思うぞ
食えねぇモンは出てこないから安心しろ
あたるとまずいから、牡蠣は火を通してるはずだし」
「そんなに好き嫌いはないつもりですけど……」
「アワビだサザエだって高級食材が苦手なくせに」
「食べ慣れてないだけです!」
ケラケラと笑った成実さんが顔を入口の方へ向ける
程なくして襖が開いて、中居さんと喜多さんがお食事を運んできた
テーブルに先付とお刺身に前菜、飲み物のビールと食前酒が並べられ、献立表が配られる
達筆すぎて読めないので、あとで成実さんに解読してもらおう
料理の説明を終えて二人が退室していったところで、私はスマートフォンでお料理をパシャリ
「とりあえず乾杯するか」
「はい」
ビールを成実さんがついでくれて、グラスを合わせる
シュワシュワとした炭酸が喉を通っていった
「あー美味しい」
「酒飲みになったなぁ、お前」
「私は適量を知ってますもん」
「梵と飲み比べした話は忘れろ」
苦笑いの成実さんがビールを飲み干す
私は先付からいただくことにした
「上品なお味だ」
「素材の味だよな」
「お刺身すごいことなってません?」
「すごいことなってるな」
とても綺麗なサシの入った大トロが、これまた分厚くカットされている
なんなら私のお皿にはまた鮭が多めに盛り付けられている始末だ
美味しかったけども、確かに鮭とサーモンは大好物だけども!
「お、牡蠣の炊き込みご飯あるってよ」
「炊き込みご飯にしちゃうんですか!?」
「いやぁ、これが意外と美味いんだよ」
「牡蠣フライとか焼き牡蠣とかかと……」
「生じゃなけりゃ食えるのか?」
「あたったら怖くて……」
成実さんは神妙な顔つきで頷いた
その反応は牡蠣であたったことがあると見たぞ
それでも食べるんだ、牡蠣
それだけ美味しいものなんだろうけど……生は怖い……!!
