番外編1 宮城旅行白石編
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キツネ村でのお土産は、あれこれ買いたいのを我慢して、トートバッグと四人でお揃いのキーホルダー
小十郎さんと兄様は遠慮したけど、私が強制的に押し付けた
ふふ……二人が付けるには可愛すぎるキーホルダー、どこに付けるか楽しみだな……!
山を降りて白石市内でお昼を食べ、そのまま市内をドライブすることにした
「本当に何もない……」
「普通に田舎の街だもんな
駅前の商店街からシャッター街だし」
「栄えてるのは四号線沿いだけってこったな
……ま、田舎ってのは、どこもそんなモンなんだろうが」
晩ご飯のあとに食べる用のおやつを買うべくコンビニに立ち寄り、飲み物の補充も忘れずに
どうせ旅館で出てくるご飯だけでお腹いっぱいになるだろうけど、それはそれってやつだ!
その途中で、足軽まんじゅうなんてお菓子の名前の看板を発見
「あれ買って食べたら私も伊達軍の足軽になれるってことですか?」
「洒落にならんからやめなさいお姫様」
成実さんの雑なツッコミが返ってきた
まあ普通のおまんじゅうだろうしね
たしかに伊達家のお姫様だった私が足軽になるのは、洒落になってないか……
* * *
旅館に到着すると、玄関から中居さんがわらわらとやってきた
他にも車があるところからすると、宿泊客は私たちだけではないらしい
「部屋はどうなってんだっけ?」
車のトランクからキャリーバッグを下ろしながら、成実さんが小十郎さんに尋ねる
ちなみに荷物を下ろすのは中居さんたちの仕事なのだけれど、成実さんは扱き使われるのに慣れているせいか、まったく気付いていない
「政宗様が一番奥のスイートルーム、夕華様がそのお隣の洋室スイート、お前が手前の和室スイートだ」
「お前は?」
「それはその中間にある部屋だ」
「了解
あとで見取り図くれ」
兄様が一番奥、ということは、成実さん、小十郎さん、私の順で賊と戦うことになるわけだ
……いや、賊ってなに、そんなのいるわけないでしょうよ
「外泊だから今日と明日だけ留守たちもいるんだろ?
あいつらは?」
「お前の隣の部屋だな」
「野郎二人で同室か、可哀想に」
まあその辺はお二人とも慣れてそうだけどね
部屋の景色を楽しんでくれてるんじゃないかな
「夕華様と廊下を挟んで向かいの部屋には義姉がおります
御用などございましたら、お気軽にお申し付けを」
「ありがとうございま……喜多さん、いるんですか?」
「旅行のことを話しましたら、是非同行したいとのことで」
……貸切みたいなもんでは?
全部とは言わないけど、半分くらい貸切じゃない?
ここ、どう見たってそんなに部屋数があるわけじゃなさそうだし……
「……貸切ではないんですよね?」
「東側は貸切です」
「全部貸切にできればそれが一番安全なんだろうけど、流石にそういうのはな」
建物の中に案内されると、お部屋の名前が書かれたスリッパに履き替えるよう言われた
靴は中居さんがしまってくれるそう
ラウンジの説明もありつつ、私たちは東側の廊下を歩いていく
一番手前で成実さんがいなくなって、その次に小十郎さんが
その後に私、そして私のすぐ隣が兄様の部屋だ
「わ……すごい、素敵……!」
洋室スイートというだけあって、お部屋は本当に広い
一人で使うのが申し訳ないくらいだ
いやほんとになんで一人なんだろう、こんな広い部屋
スイートルームはお部屋の中にお風呂があるから、基本的にはそれを使ってほしいとの事
大浴場に行きたい時は喜多さんを連れていくように、と小十郎さんからお願いされた
……つまり大浴場で美魔女と一緒にお風呂に入れるってことでは?
ちょっと邪な思考に傾きかけて、慌てて頭を振る
それからお部屋を探検しようとしたとき、コンコンとお部屋のドアがノックされた
「はーい」
ドアを開けると、そこにはなんと本当に喜多さんがいる
会う度に美魔女に磨きがかかっている気がするな……
本当に小十郎さんより年上なんだろうか、この人は
「ご無沙汰しております、夕華様」
「喜多さん!
良かったぁ、喜多さんがいてくれると安心感が違います」
「過分なお言葉、痛み入ります
男所帯では何かと気後れなさいましょう
道中のお世話は、この喜多めにお任せくださいませ」
「頼りにしてます!」
それでは早速、喜多さんを連れて大浴場へ行こうではないか
こういう時でもないと、喜多さんと一緒にお風呂なんて入れないからね!
渋る喜多さんの背中を押して、着替えを片手に大浴場へ
途中で成実さんとすれ違ったけど、「まあそうなるよな」みたいな顔をして見送られた
そうなるに決まってる!
なんたって女同士、水入らずのお風呂なんだもん!
小十郎さんと兄様は遠慮したけど、私が強制的に押し付けた
ふふ……二人が付けるには可愛すぎるキーホルダー、どこに付けるか楽しみだな……!
山を降りて白石市内でお昼を食べ、そのまま市内をドライブすることにした
「本当に何もない……」
「普通に田舎の街だもんな
駅前の商店街からシャッター街だし」
「栄えてるのは四号線沿いだけってこったな
……ま、田舎ってのは、どこもそんなモンなんだろうが」
晩ご飯のあとに食べる用のおやつを買うべくコンビニに立ち寄り、飲み物の補充も忘れずに
どうせ旅館で出てくるご飯だけでお腹いっぱいになるだろうけど、それはそれってやつだ!
その途中で、足軽まんじゅうなんてお菓子の名前の看板を発見
「あれ買って食べたら私も伊達軍の足軽になれるってことですか?」
「洒落にならんからやめなさいお姫様」
成実さんの雑なツッコミが返ってきた
まあ普通のおまんじゅうだろうしね
たしかに伊達家のお姫様だった私が足軽になるのは、洒落になってないか……
* * *
旅館に到着すると、玄関から中居さんがわらわらとやってきた
他にも車があるところからすると、宿泊客は私たちだけではないらしい
「部屋はどうなってんだっけ?」
車のトランクからキャリーバッグを下ろしながら、成実さんが小十郎さんに尋ねる
ちなみに荷物を下ろすのは中居さんたちの仕事なのだけれど、成実さんは扱き使われるのに慣れているせいか、まったく気付いていない
「政宗様が一番奥のスイートルーム、夕華様がそのお隣の洋室スイート、お前が手前の和室スイートだ」
「お前は?」
「それはその中間にある部屋だ」
「了解
あとで見取り図くれ」
兄様が一番奥、ということは、成実さん、小十郎さん、私の順で賊と戦うことになるわけだ
……いや、賊ってなに、そんなのいるわけないでしょうよ
「外泊だから今日と明日だけ留守たちもいるんだろ?
あいつらは?」
「お前の隣の部屋だな」
「野郎二人で同室か、可哀想に」
まあその辺はお二人とも慣れてそうだけどね
部屋の景色を楽しんでくれてるんじゃないかな
「夕華様と廊下を挟んで向かいの部屋には義姉がおります
御用などございましたら、お気軽にお申し付けを」
「ありがとうございま……喜多さん、いるんですか?」
「旅行のことを話しましたら、是非同行したいとのことで」
……貸切みたいなもんでは?
全部とは言わないけど、半分くらい貸切じゃない?
ここ、どう見たってそんなに部屋数があるわけじゃなさそうだし……
「……貸切ではないんですよね?」
「東側は貸切です」
「全部貸切にできればそれが一番安全なんだろうけど、流石にそういうのはな」
建物の中に案内されると、お部屋の名前が書かれたスリッパに履き替えるよう言われた
靴は中居さんがしまってくれるそう
ラウンジの説明もありつつ、私たちは東側の廊下を歩いていく
一番手前で成実さんがいなくなって、その次に小十郎さんが
その後に私、そして私のすぐ隣が兄様の部屋だ
「わ……すごい、素敵……!」
洋室スイートというだけあって、お部屋は本当に広い
一人で使うのが申し訳ないくらいだ
いやほんとになんで一人なんだろう、こんな広い部屋
スイートルームはお部屋の中にお風呂があるから、基本的にはそれを使ってほしいとの事
大浴場に行きたい時は喜多さんを連れていくように、と小十郎さんからお願いされた
……つまり大浴場で美魔女と一緒にお風呂に入れるってことでは?
ちょっと邪な思考に傾きかけて、慌てて頭を振る
それからお部屋を探検しようとしたとき、コンコンとお部屋のドアがノックされた
「はーい」
ドアを開けると、そこにはなんと本当に喜多さんがいる
会う度に美魔女に磨きがかかっている気がするな……
本当に小十郎さんより年上なんだろうか、この人は
「ご無沙汰しております、夕華様」
「喜多さん!
良かったぁ、喜多さんがいてくれると安心感が違います」
「過分なお言葉、痛み入ります
男所帯では何かと気後れなさいましょう
道中のお世話は、この喜多めにお任せくださいませ」
「頼りにしてます!」
それでは早速、喜多さんを連れて大浴場へ行こうではないか
こういう時でもないと、喜多さんと一緒にお風呂なんて入れないからね!
渋る喜多さんの背中を押して、着替えを片手に大浴場へ
途中で成実さんとすれ違ったけど、「まあそうなるよな」みたいな顔をして見送られた
そうなるに決まってる!
なんたって女同士、水入らずのお風呂なんだもん!
