ブレイクスルー
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「早く行きましょう、ブン太」
「おう、そうだな。おいはな、ちゃんとお菓子用意しとけよな」
「そ、そんなあ…」
丸井くんは笑いながらわたしに手を振ると、いい香りを放つ美人なお姉さんに腕を組まれながら光の中へと消えていってしまった。わたしは地べたに座り込んで待ってと言いながら丸井くんに向かって必死に手を伸ばすけど、もちろんその手が何かを掴むはずもなく。だけど、いつかこんな日が来るとは思ってた。お菓子ちゃんに負ける日が。…え、お菓子ちゃん?何かおかしいと思ったと同時に、わたしの耳に聞き慣れたアラームのメロディーが流れた。
「ゆ、夢…!」
がばっと起き上がるとそこはわたしの部屋で、この上なく安堵した。だだだ、誰なんだ丸井くんと腕を組んでたあの美女は!と思った瞬間に、深いため息が漏れた。昨日の柳生の言葉、未だに私の小さな心に突き刺さっている。なんか、わたしがどれだけがんばったってお菓子ちゃんには勝てないんだなあって思うと悲しくなってきたりして。最近お菓子を敵対視しすぎるあまりに勝手にお菓子を擬人化しちゃうんだよね。あ、さっきの夢もきっとそうだ。きっとお菓子っていうのは丸井くんからしたらすっごい美人でスタイルよくて、いい香りして…。ちょうど夢で見たような感じ。ああ、頭おかしくなってきちゃったっぽい。目を覚まそうと顔を洗うために洗面所へと向かった。…コンビニでお菓子買っていこっかな。
*
授業の合間の休み時間。トイレに行った帰りに丸井くんと会えたらなー!なんて乙女ちっくなことを考えていたら、まったく予想外な人にばったり出くわしちゃいました。
「さ、真田…」
「む、お前か」
こ、怖い。思わず真田の名前呼んでしまったけど、何も話すことない、どうしよう。この間電車で見かけたオネエの人のことについて話そうかな。真田、今度オカマバー行ってみなーい?的な軽いノリでいったら案外、えー、弦一郎、行っちゃおっかなー的な感じで返してくれるかもしれないし。…やっぱりやめとこう。丸井くんのこと聞いちゃお。
「あの、聞きたいことがあるんですけど…」
「何だ?」
「えっと…教育番組録画してるって本当?」
わたしがそういうと、真田は目を見開いて驚いていた。あ、間違えた!聞きたいことはこんなことじゃないのについ口がうっかり…。でも今聞いたことも気になるっちゃ気になる。
「…誰から聞いた?」
「柳が前にちらっと…」
「ほう……」
あれ、否定しなかった。むしろ自分で教育番組ってリピートしちゃってるし…!じゃあやっぱりハルヒじゃなくってひとりでできるもんとかの、そっち系だったんだね。いやでもハルヒとかの方だったらツッコみやすいけど教育番組ってどう入ってけばいいのかわからないな。
「はなー!」
「ま、丸井くん!」
「あれ?何で真田がいんだよぃ」
真田をみるなり不機嫌な表情に変わっていく丸井くん。わたしと真田を交互に見てはぶーぶー頬を膨らませていた。うう、そんな顔すらかっこいすぎるかわいすぎる!こんな人と付き合えたら毎日幸せなんだろうな。だって丸井くんとあんなことやこんなことって…まずい、鼻血が出そうなので今日はこの辺にしておこう。
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あなたのおかげで妄想少女は今日も元気です
「おう、そうだな。おいはな、ちゃんとお菓子用意しとけよな」
「そ、そんなあ…」
丸井くんは笑いながらわたしに手を振ると、いい香りを放つ美人なお姉さんに腕を組まれながら光の中へと消えていってしまった。わたしは地べたに座り込んで待ってと言いながら丸井くんに向かって必死に手を伸ばすけど、もちろんその手が何かを掴むはずもなく。だけど、いつかこんな日が来るとは思ってた。お菓子ちゃんに負ける日が。…え、お菓子ちゃん?何かおかしいと思ったと同時に、わたしの耳に聞き慣れたアラームのメロディーが流れた。
「ゆ、夢…!」
がばっと起き上がるとそこはわたしの部屋で、この上なく安堵した。だだだ、誰なんだ丸井くんと腕を組んでたあの美女は!と思った瞬間に、深いため息が漏れた。昨日の柳生の言葉、未だに私の小さな心に突き刺さっている。なんか、わたしがどれだけがんばったってお菓子ちゃんには勝てないんだなあって思うと悲しくなってきたりして。最近お菓子を敵対視しすぎるあまりに勝手にお菓子を擬人化しちゃうんだよね。あ、さっきの夢もきっとそうだ。きっとお菓子っていうのは丸井くんからしたらすっごい美人でスタイルよくて、いい香りして…。ちょうど夢で見たような感じ。ああ、頭おかしくなってきちゃったっぽい。目を覚まそうと顔を洗うために洗面所へと向かった。…コンビニでお菓子買っていこっかな。
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授業の合間の休み時間。トイレに行った帰りに丸井くんと会えたらなー!なんて乙女ちっくなことを考えていたら、まったく予想外な人にばったり出くわしちゃいました。
「さ、真田…」
「む、お前か」
こ、怖い。思わず真田の名前呼んでしまったけど、何も話すことない、どうしよう。この間電車で見かけたオネエの人のことについて話そうかな。真田、今度オカマバー行ってみなーい?的な軽いノリでいったら案外、えー、弦一郎、行っちゃおっかなー的な感じで返してくれるかもしれないし。…やっぱりやめとこう。丸井くんのこと聞いちゃお。
「あの、聞きたいことがあるんですけど…」
「何だ?」
「えっと…教育番組録画してるって本当?」
わたしがそういうと、真田は目を見開いて驚いていた。あ、間違えた!聞きたいことはこんなことじゃないのについ口がうっかり…。でも今聞いたことも気になるっちゃ気になる。
「…誰から聞いた?」
「柳が前にちらっと…」
「ほう……」
あれ、否定しなかった。むしろ自分で教育番組ってリピートしちゃってるし…!じゃあやっぱりハルヒじゃなくってひとりでできるもんとかの、そっち系だったんだね。いやでもハルヒとかの方だったらツッコみやすいけど教育番組ってどう入ってけばいいのかわからないな。
「はなー!」
「ま、丸井くん!」
「あれ?何で真田がいんだよぃ」
真田をみるなり不機嫌な表情に変わっていく丸井くん。わたしと真田を交互に見てはぶーぶー頬を膨らませていた。うう、そんな顔すらかっこいすぎるかわいすぎる!こんな人と付き合えたら毎日幸せなんだろうな。だって丸井くんとあんなことやこんなことって…まずい、鼻血が出そうなので今日はこの辺にしておこう。
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