ブレイクスルー
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「はな、お菓子!」
「あ、はい!どうぞ」
あんなのでいいのかと思いつつも、わたしは徐々に丸井くんと仲良くなることができました。だっていつもかっこかわいい笑顔でお菓子くれって言うもんだから、わたしもついつい帰り道にコンビニに行って駄菓子を買ってしまう。やっぱりほら、毎日買うとなると駄菓子じゃないとお小遣が間に合わないから。ちゃんと柳生にもうまい棒を2本お返ししました。丸井くんの目当てがお菓子だとしても、やっぱり毎日彼と話せるなんて幸せ過ぎる。あれ、いいのかなこんなに幸せで。
「…柳、また来たの」
「面白い暇潰しを見つけてしまったからな」
「…ていうか仲良くなれたの、柳生くんのおかげだし。柳に言った意味なかったかも」
わたしがふて腐れたようにそう言うと、柳が微かに開かせた目でわたしを見据えた。ひえええ。かなり怖いんですけど…!これ絶対敵に回したくない奴ナンバー1だよおめでとう。とりあえずお辞儀とともにごめんなさいと繰り返した。わたしってすごく空気を読める女。柳がふんと鼻を鳴らして目を閉じると、隣の席の柳生がくすりと笑った。
「あなたは丸井くんに気に入られたようです」
「え、ど、どうして?」
「昨日部活の後に俺と柳生が丸井に忠告された」
「ち、忠告?」
え、うそ!つまりそれって、あいつは俺のだから近づくんじゃねえぞぃ的な感じのこと?うそ、めちゃくちゃ嬉しいんですけど。丸井くんとあんなことがあってからまだ何日かしか経ってないのに、もうこんなおいしい展開!?いいのかな、こんなに幸せで。
「あいつのお菓子は俺のだから横取りするんじゃねえぞ、と」
あ、甘かった…。そういえば丸井くんはわたしのお菓子にしか興味ないんじゃん。それぐらい分かってたことなのに。今携帯でこの気持ちを表すとしたら「orz」こんな感じ。というか柳生も柳もそんなにシリアスな雰囲気出さないでくれるかなあ。受けるショックが1.5倍ぐらい増すんですけど。はあああ、と肩を落として机に突っ伏していると、突然背中に重みを感じた。
「きゃっ、って、ままま、丸井くん…!」
何なんだと思って顔だけ振り返ると、にっこり顔の丸井くんと目が合った。え、なになに!ただいま何が起こってるの!?今起こってることに思考が追い付かないけど、簡単に説明すれば、そう。丸井くんがわたしに抱き着いて来てるんです。突っ伏してるわたしを包み込むかのような感じで…!あ、今わたしきもいかも。
「何沈んでんだよ?」
「ちょちょちょ、こ、これってアリなの神様!!」
「あ、元気んなった」
丸井くんあったかい!すごくいい香りする!もう変態でもなんでもいいや。今なら大っ嫌いなきゅうりも食べられそうな気がするよ!なんて馬鹿なこと考えていたからか、丸井くんはいつの間にかわたしから離れて柳たちの方に体を向けた。くそう。馬鹿なこと考えてないでもっと堪能しとけばよかった。
「さてはお前らはなのこといじめてたんじゃねえの?」
「…いじめだと?」
「人聞きが悪いですね」
「次そんなことしたら許さねえぞ、はなはすっげえいい奴なんだからな!」
あああ、お菓子のことがなければすっごく喜ぶべき発言なのに。どうしても「こいつはお菓子くれるからな!」って言葉が聞こえてきてしまう
ブレイクスルー
やっぱりきゅうり食べられる自信なくなったかもしれない
「あ、はい!どうぞ」
あんなのでいいのかと思いつつも、わたしは徐々に丸井くんと仲良くなることができました。だっていつもかっこかわいい笑顔でお菓子くれって言うもんだから、わたしもついつい帰り道にコンビニに行って駄菓子を買ってしまう。やっぱりほら、毎日買うとなると駄菓子じゃないとお小遣が間に合わないから。ちゃんと柳生にもうまい棒を2本お返ししました。丸井くんの目当てがお菓子だとしても、やっぱり毎日彼と話せるなんて幸せ過ぎる。あれ、いいのかなこんなに幸せで。
「…柳、また来たの」
「面白い暇潰しを見つけてしまったからな」
「…ていうか仲良くなれたの、柳生くんのおかげだし。柳に言った意味なかったかも」
わたしがふて腐れたようにそう言うと、柳が微かに開かせた目でわたしを見据えた。ひえええ。かなり怖いんですけど…!これ絶対敵に回したくない奴ナンバー1だよおめでとう。とりあえずお辞儀とともにごめんなさいと繰り返した。わたしってすごく空気を読める女。柳がふんと鼻を鳴らして目を閉じると、隣の席の柳生がくすりと笑った。
「あなたは丸井くんに気に入られたようです」
「え、ど、どうして?」
「昨日部活の後に俺と柳生が丸井に忠告された」
「ち、忠告?」
え、うそ!つまりそれって、あいつは俺のだから近づくんじゃねえぞぃ的な感じのこと?うそ、めちゃくちゃ嬉しいんですけど。丸井くんとあんなことがあってからまだ何日かしか経ってないのに、もうこんなおいしい展開!?いいのかな、こんなに幸せで。
「あいつのお菓子は俺のだから横取りするんじゃねえぞ、と」
あ、甘かった…。そういえば丸井くんはわたしのお菓子にしか興味ないんじゃん。それぐらい分かってたことなのに。今携帯でこの気持ちを表すとしたら「orz」こんな感じ。というか柳生も柳もそんなにシリアスな雰囲気出さないでくれるかなあ。受けるショックが1.5倍ぐらい増すんですけど。はあああ、と肩を落として机に突っ伏していると、突然背中に重みを感じた。
「きゃっ、って、ままま、丸井くん…!」
何なんだと思って顔だけ振り返ると、にっこり顔の丸井くんと目が合った。え、なになに!ただいま何が起こってるの!?今起こってることに思考が追い付かないけど、簡単に説明すれば、そう。丸井くんがわたしに抱き着いて来てるんです。突っ伏してるわたしを包み込むかのような感じで…!あ、今わたしきもいかも。
「何沈んでんだよ?」
「ちょちょちょ、こ、これってアリなの神様!!」
「あ、元気んなった」
丸井くんあったかい!すごくいい香りする!もう変態でもなんでもいいや。今なら大っ嫌いなきゅうりも食べられそうな気がするよ!なんて馬鹿なこと考えていたからか、丸井くんはいつの間にかわたしから離れて柳たちの方に体を向けた。くそう。馬鹿なこと考えてないでもっと堪能しとけばよかった。
「さてはお前らはなのこといじめてたんじゃねえの?」
「…いじめだと?」
「人聞きが悪いですね」
「次そんなことしたら許さねえぞ、はなはすっげえいい奴なんだからな!」
あああ、お菓子のことがなければすっごく喜ぶべき発言なのに。どうしても「こいつはお菓子くれるからな!」って言葉が聞こえてきてしまう
ブレイクスルー
やっぱりきゅうり食べられる自信なくなったかもしれない
