ブレイクスルー
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見てるだけでいいって言い聞かせたこともあったけれど、やっぱり近づきたい。だから今までも頑張って努力してきたつもりだった。と言っても少しでも彼の目に映るようにファンの軍団に混じって一緒に応援するとか、ちょっとしたダイエットを頑張ってみるとかそんなちっぽけなものだけれど。だけどやっぱりそんなものじゃもの足りなくなってきてしまったから、わたしは最終作戦に出ようと思い、今日ついに行動を起こすことにした。
「やあ、蓮二くん」
「何だ、お前から教室に来るとは珍しいな」
「え?やだ、そんなことないって、おほほ」
「気味が悪い」
「ちょ、ひどくない?」
「お前が何か企んでいるのは分かっている。だからいつものお前でいい」
「…さすが蓮二さん」
言ってることと違うじゃないかって?そりゃあ、いきなり彼に直接アタックなんてとてもじゃないけど出来ない。なんというかわたしは勢いと行動力が比例しないみたい。A組であるわたしは、わざわざ蓮二のクラスであるF組にまで足を運んできた。それだけ丸井くんを想う気持ちは強い、ってことで。例えが小さいとかそんな細かいことは気にしちゃ駄目。で、蓮二の机までやってきたというのに、彼は椅子から立ち上がりました。
「どこかいくの?」
「A組」
「んなっ、わたし今A組から来たところなのに」
「来るなら来い。来ないなら自分のクラスに帰るんだな」
「いやいや、行っても帰ってもわたしの行く先はA組ですから」
理不尽な蓮二の横にいくと、さっき通ったばかりのA組までの長い廊下を歩いて行くのでした。というより蓮二がA組に何の用事?…あ、そういえば柳生と真田もA組なんだよね。真田に用がある可能性は低いとして、消去法で考えたら柳生だな、うん。そしてB組の前を通る一瞬のうちに丸井くんを探してたってことは内緒。
「柳生」
「おや、柳くんがわざわざA組に来るとは珍しいですね」
「同じこと言ってら」
「今日は面白くてたまらないことが起こりそうだからな、ふふ」
「目が笑ってないよ」
なんだこのやりとりは。冷静な目で二人を交互に見てたわたしだけど、柳がにやにやしながらわたしの方を見ていることに気付いて、何故か冷や汗が出てきた。にやにやっていうのは効果音だけね。わたしビジョンでいくと、ただ真顔でわたしの顔見てるだけなんだけど、微妙に肩が揺れてる。これがにやにやしてる証拠。
「はなが丸井を好きだと言うもんでな」
「……は?」
「聞こえなかったか?柳生。はなが丸井を」
「わー!大声で言わないでよ!は?って言ったのわたしだから!」
なんで知ってるの、蓮二くんよ。わたしあなたの前で丸井くんというワードを出した記憶がございません。あ、なんだか急に恐ろしくなってきた。誰か助けて下さい。
「お前を見ていれば分かる」
「ええ、私も薄々気付いてはいましたよ」
「柳生まで…!」
わたしってそこまで考えてることが顔に出るタイプだったっけ?あ、それとももしかして、あのダイエットの効果が見た目に表れちゃったのかな。
「お前が綺麗になったとかそんな類のことは一切考えていない」
「ええ、私もそう思っているところでしたよ」
「……こいつら…」
ううん、物は考えようだよね。もうこの人らが気付いてくれているなら話は早い。柳が言っていた何か企んでいる、というのも多分感づいていたんでしょう。
「本題なんですけど、丸井くんに近づくのに何かいい方法ない?」
「お前、今悪魔のような顔をしているぞ」
「ほっといて!何でもいいから何かいい方法教えてって言ってんの!」
この言葉は確かに自分勝手だったかもしれない。こう見えて切羽詰まってるんだよわたしは。わたしを変な目で見る二人(もちろん柳の目は開いてない)は、わかりやすくため息を漏らした。
「はな、お前と言う奴は…」
「む、な、何よ」
「さぞ昔から男に好かれていないことだろう」
「や、柳に関係ないでしょ!」
ブレイクスルー
ああもう、とんでもない奴を相談相手にしちゃったもしれない
「やあ、蓮二くん」
「何だ、お前から教室に来るとは珍しいな」
「え?やだ、そんなことないって、おほほ」
「気味が悪い」
「ちょ、ひどくない?」
「お前が何か企んでいるのは分かっている。だからいつものお前でいい」
「…さすが蓮二さん」
言ってることと違うじゃないかって?そりゃあ、いきなり彼に直接アタックなんてとてもじゃないけど出来ない。なんというかわたしは勢いと行動力が比例しないみたい。A組であるわたしは、わざわざ蓮二のクラスであるF組にまで足を運んできた。それだけ丸井くんを想う気持ちは強い、ってことで。例えが小さいとかそんな細かいことは気にしちゃ駄目。で、蓮二の机までやってきたというのに、彼は椅子から立ち上がりました。
「どこかいくの?」
「A組」
「んなっ、わたし今A組から来たところなのに」
「来るなら来い。来ないなら自分のクラスに帰るんだな」
「いやいや、行っても帰ってもわたしの行く先はA組ですから」
理不尽な蓮二の横にいくと、さっき通ったばかりのA組までの長い廊下を歩いて行くのでした。というより蓮二がA組に何の用事?…あ、そういえば柳生と真田もA組なんだよね。真田に用がある可能性は低いとして、消去法で考えたら柳生だな、うん。そしてB組の前を通る一瞬のうちに丸井くんを探してたってことは内緒。
「柳生」
「おや、柳くんがわざわざA組に来るとは珍しいですね」
「同じこと言ってら」
「今日は面白くてたまらないことが起こりそうだからな、ふふ」
「目が笑ってないよ」
なんだこのやりとりは。冷静な目で二人を交互に見てたわたしだけど、柳がにやにやしながらわたしの方を見ていることに気付いて、何故か冷や汗が出てきた。にやにやっていうのは効果音だけね。わたしビジョンでいくと、ただ真顔でわたしの顔見てるだけなんだけど、微妙に肩が揺れてる。これがにやにやしてる証拠。
「はなが丸井を好きだと言うもんでな」
「……は?」
「聞こえなかったか?柳生。はなが丸井を」
「わー!大声で言わないでよ!は?って言ったのわたしだから!」
なんで知ってるの、蓮二くんよ。わたしあなたの前で丸井くんというワードを出した記憶がございません。あ、なんだか急に恐ろしくなってきた。誰か助けて下さい。
「お前を見ていれば分かる」
「ええ、私も薄々気付いてはいましたよ」
「柳生まで…!」
わたしってそこまで考えてることが顔に出るタイプだったっけ?あ、それとももしかして、あのダイエットの効果が見た目に表れちゃったのかな。
「お前が綺麗になったとかそんな類のことは一切考えていない」
「ええ、私もそう思っているところでしたよ」
「……こいつら…」
ううん、物は考えようだよね。もうこの人らが気付いてくれているなら話は早い。柳が言っていた何か企んでいる、というのも多分感づいていたんでしょう。
「本題なんですけど、丸井くんに近づくのに何かいい方法ない?」
「お前、今悪魔のような顔をしているぞ」
「ほっといて!何でもいいから何かいい方法教えてって言ってんの!」
この言葉は確かに自分勝手だったかもしれない。こう見えて切羽詰まってるんだよわたしは。わたしを変な目で見る二人(もちろん柳の目は開いてない)は、わかりやすくため息を漏らした。
「はな、お前と言う奴は…」
「む、な、何よ」
「さぞ昔から男に好かれていないことだろう」
「や、柳に関係ないでしょ!」
ブレイクスルー
ああもう、とんでもない奴を相談相手にしちゃったもしれない
