汗も滴る王子様たち
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「ん…」
カーテンを閉め忘れたのか、窓から差す光の眩しさで目が覚めた。確かに隣で寝ていたはずの先輩がいない。昨夜肌を重ねていた時の温かさがまるで嘘のようだ。もう出て行ったのかと頭をがしがし掻きながら体を起こすと、俺とは違ってきっちりと服を着た先輩が部屋に入ってきた。化粧もちゃんとしてるところを見ると、結構前に起きたんだろう。
「先輩、またあいつんとこ行くんすか」
「そうだよ」
「いい加減別れてや…」
先輩の彼氏は女遊びが激しいらしい。だから落ち込む彼女を支えていたらいつの間にかセックスだけをする関係になっていた。俺らの間の会話という会話は、それ以前に比べて格段と減った気がする。俺は先輩が好きやけど、多分どんだけ頑張っても先輩の1番にはなれんのや。結局は単なる浮気相手でしかない。今この家から離れようとしている彼女を無理矢理引き止めることは男である俺にはいくらでも出来る。それでも実行に移さんのは、怖いからだ。そんなことをしたら先輩は俺のことを嫌いになって浮気相手にさえしてもらえないのだろう。俺は浮気相手でも先輩の傍に居たかった。
「ごめんね、光」
悲しそうにそう言って部屋から出て行った彼女を引き止めることはやっぱり出来なかった。いつになったら俺は、先輩を手に入れることが出来るんだろうか。
カーテンを閉め忘れたのか、窓から差す光の眩しさで目が覚めた。確かに隣で寝ていたはずの先輩がいない。昨夜肌を重ねていた時の温かさがまるで嘘のようだ。もう出て行ったのかと頭をがしがし掻きながら体を起こすと、俺とは違ってきっちりと服を着た先輩が部屋に入ってきた。化粧もちゃんとしてるところを見ると、結構前に起きたんだろう。
「先輩、またあいつんとこ行くんすか」
「そうだよ」
「いい加減別れてや…」
先輩の彼氏は女遊びが激しいらしい。だから落ち込む彼女を支えていたらいつの間にかセックスだけをする関係になっていた。俺らの間の会話という会話は、それ以前に比べて格段と減った気がする。俺は先輩が好きやけど、多分どんだけ頑張っても先輩の1番にはなれんのや。結局は単なる浮気相手でしかない。今この家から離れようとしている彼女を無理矢理引き止めることは男である俺にはいくらでも出来る。それでも実行に移さんのは、怖いからだ。そんなことをしたら先輩は俺のことを嫌いになって浮気相手にさえしてもらえないのだろう。俺は浮気相手でも先輩の傍に居たかった。
「ごめんね、光」
悲しそうにそう言って部屋から出て行った彼女を引き止めることはやっぱり出来なかった。いつになったら俺は、先輩を手に入れることが出来るんだろうか。
