汗も滴る王子様たち
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※高校生設定
『というわけでお便りを紹介します!北海道にお住まいの…』
スピーカーから聞こえてくるのは元気いっぱいの明るい声。まだまだDJの卵らしいけど、彼女はみんなの人気者だ。彼女のラジオを聴くと元気が出る、そんな類のメッセージばかりが送られてくるらしい。そんなの聞いたら、妬けるよな。
「リョーマ!あ、今日も聞いてくれてるんだ」
「勝手に入って来んなよ…。あんたがいっつも聞けって言うからだろ」
「うんうん、おねーちゃんうれしいよ。よしよし」
「ちょ、子供扱いすんな」
少し年上だからって、いつも俺を弟みたいに扱う彼女。何度この年の差を恨んだことか。これがなかったら、俺、ちゃんと男として見られんの?
「つんつんリョーマはそろそろ飽きたんだけど…」
「うるさい」
俺だってあんたの俺に対する子供扱いに飽き飽きだ。そう言ってやりたいけど言えないのは多分俺が自分に自信がないから。俺がテニスで優秀な結果を残したって、いつでも「家族のよう」にしか喜んでくれない。俺はあんたの弟じゃないっての。
「いつもリョーマが聴いてくれるからわたしもがんばれるんだけどなー」
「…………」
彼女の言葉でいつも浮いたり沈んだりする。情けない。だから彼女に読んで欲しくて毎回毎回はがきを出してることは絶対に言わない。
『というわけでお便りを紹介します!北海道にお住まいの…』
スピーカーから聞こえてくるのは元気いっぱいの明るい声。まだまだDJの卵らしいけど、彼女はみんなの人気者だ。彼女のラジオを聴くと元気が出る、そんな類のメッセージばかりが送られてくるらしい。そんなの聞いたら、妬けるよな。
「リョーマ!あ、今日も聞いてくれてるんだ」
「勝手に入って来んなよ…。あんたがいっつも聞けって言うからだろ」
「うんうん、おねーちゃんうれしいよ。よしよし」
「ちょ、子供扱いすんな」
少し年上だからって、いつも俺を弟みたいに扱う彼女。何度この年の差を恨んだことか。これがなかったら、俺、ちゃんと男として見られんの?
「つんつんリョーマはそろそろ飽きたんだけど…」
「うるさい」
俺だってあんたの俺に対する子供扱いに飽き飽きだ。そう言ってやりたいけど言えないのは多分俺が自分に自信がないから。俺がテニスで優秀な結果を残したって、いつでも「家族のよう」にしか喜んでくれない。俺はあんたの弟じゃないっての。
「いつもリョーマが聴いてくれるからわたしもがんばれるんだけどなー」
「…………」
彼女の言葉でいつも浮いたり沈んだりする。情けない。だから彼女に読んで欲しくて毎回毎回はがきを出してることは絶対に言わない。
27/27ページ
